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流通2強がガチンコ対決! 新機軸セブン銀行に軍配か!?

20071225_atm.jpgATMは、手数料を生む“魔法の箱”か?

 流通大手のイオンが展開するイオン銀行が、10月に開業した。全国800カ所で展開するショッピングセンター内に店舗を開設し、預金や住宅ローン、金融商品の販売など、メガバンクと同様の本格的な銀行サービスを展開する。イオンの岡田元也社長も「小売業のサービスを持ち込むことで、ビジネスチャンスがある」と鼻息を荒くするが、金融業界の見方は厳しいようだ。


「スーパー内に支店を開設して主婦層の取り込みを図るという取り組みは、1990年代に大手銀行も挑戦をしたが、大失敗している。大根を買いに来た人に投資信託を売るのは難しく、公的資金完済後、本気で地方を攻め始めているメガバンク相手に、勝負になるのか」(大手銀行関係者)

 一方、同じ新規参入銀行でも、「新しいビジネスモデル」(大手銀行関係者)と熱い視線を送られているのが、イオンのライバル、セブン&アイ・ホールディングスが展開するセブン銀行。セブン銀行のビジネスモデルは、全国約1万2000店のセブン-イレブンに設置してあるATMから生じる手数料収入。店内のATMで提携先金融機関の口座から現金を引き出したり振り込みを行ったりすると、その金融機関からセブン銀行に一定の手数料収入が入るという仕組みだ。平均手数料は百数十円といわれており、24時間営業のセブン-イレブンを通じて、いわば寝ていても手数料収入が入ってくるというわけだ。

「セブン銀行は、ATMに関するサービスを消費者と既存銀行に提供するという、まったく新しい金融会社。このため既存銀行とも軋轢を生んでおらず、提携金融機関の数をグングン伸ばして、開業3年で単年度黒字を達成する大成功を収めている」(金融アナリスト)

 イオン銀行の設立に対しても、日本銀行出身で〝やり手〟と評判の高い安斎隆社長は、「ビジネスモデルが違うから」と我関せずの構え。本業の小売事業では「二強」と並び称されるイオンとセブンだが、銀行事業では、早くも勝負がついた格好だ。
(千代田文矢/「サイゾー」1月号より)

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最終更新:2008/06/27 21:59

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