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密かにブーム? ウド鈴木&徳光正行の“熟ドル”対談!(前編)

jukujo_main.jpg芸能界きっての熟女好き、ウド鈴木(左)と徳光正行(右)
写真/有高唯之

 憧れの女性は、いつも“お姉さま”だった――。そんな男性は少なくないはず。しかしそれが、親ほど年齢の離れた熟女だったら……?

 “マニアックな趣味”で片付けることなかれ。実は今、そんな“熟女”にハマる男たちが、密かに増えつつあるというのだ。

 そこで今回、ご登場いただいたのが、芸能界きっての熟女好きを公言しているウド鈴木氏と、本誌でもおなじみ、これまた熟女好きの徳光正行氏。2人にとって熟女とは、永遠のアイドルならぬ“熟ドル”
(徳光氏命名)。その魅力を存分に語っていただいた――。

ウド いやあ、普段お仲間と出会える機会はなかなかないので、今日はうれしくて。たまにロバートの秋山竜次君(由紀さおりさん好きで有名)と、テレビ局の廊下で熟女トークをする程度。でも実は、日本中には仲間がたくさんいると思うんです。最近また、熟女が注目されているみたいですし。

徳光 確かに密教みたいな扱いですもんね(笑)。ただ僕の場合、熟女好きというより、結婚適齢期嫌いなんです。25~32歳のゾーンが一番ときめかない。

ウド 僕もそう。熟女にしかエロスを感じないんじゃなくて、ストライクゾーンが“18歳~灰になるまで”なだけ。

nagayamaaiko.jpgウドさん一押しの長山藍子

――ちなみに「熟女」とは、どれくらいの年代の方を呼ぶんでしょうか?

徳光 年齢うんぬんよりも、“乳首の疲れ具合”にすべてがかかっていると言っていい。 “いろいろ吸われてきたんだろうな”と連想させるグッタリ具合と、スポンジのような収縮感。下着も、今のコみたいな臨戦態勢の見せブラではなく、あくまでも乳首を透かさないためだけに存在する肌着をつけている。

ウド 個人的なストライクゾーンは、55~65歳ですが、僕にとっての熟女は、お棺に入る年代の方まで。服装は、僕も年相応のほうが好きです。昔、50代の彼女が“娘のを借りてきちゃった”って、デニムのミニを着てきたことがあったんですが、さすがに……(苦笑)。心意気は愛しかったんですけどね。

徳光 その空回り感がまた、たまりませんね。

――そもそも、なぜ熟女好きに?

ウド 昔から年上好きの傾向はあったんですが、本格的にハマったのは27~28歳の頃。あるスタッフから“今、熟女がキテる”と聞いて、興味半分で30代前半の方と相対してみたら、すごく優しかったんです。じゃあ40代は? 50代は? と試すうち、“いったい女性はいつまでが女なんだろう”って疑問がわいて。で、60代はどうだ? エイ、思いきって70代! と上げていくうち、僕自身は55~65歳に一番ときめくことがわかったんですね。それまで散々コンパで出会ってきた若い子にはない、度量の深さや優しさを感じて、すごく幸せな気持ちになった。心を揺さぶられちゃったんです。

徳光 僕は子どもの頃、『傑作ワイド劇場』で、山本陽子さんや酒井和歌子さんらの熟女が、シミーズ姿でレイプされるドラマばっかり観て育ったことが大きいのかもなあ……。

カラダなんて鍛えるな!
その魅力はユルさにあり

――2人にとっての永遠の“熟ドル”といえば、誰が浮かびますかね?

徳光 山本陽子さんでしょ、あべ静江さんに坂口良子さん……。特に坂口さんの『坂口良子写集』(ワニブックス)は見事な透かし乳首でしたね。水着の少し湿った感じも、ウエット&メッシュ愛好家である僕のドストライク。ただ、同じ熟女でも、現役感ってすごく大事なんです。例えば吉永小百合さんなんて、“だらしなさ”や“汚れ感”とは無縁な聖域だから、正直、性の匂いを感じない。それなら吉行和子さんのほうが、若い子と付き合ってそうな現役感がありますよね。

ウド 僕は長山藍子さん!橋田ファミリーにはドンピシャな方が多くて。

――それなら、橋田先生自身も……?

ウド ……素敵な方だと思いますけど、人生相談のみでお願いします……。僕もその域に達すれば、渡る世間に鬼どころか、怖いものなしという感じですが……。

――松田聖子さんなんかも、世間じゃ熟女扱いですよね。

徳光 聖子さんには隙がないからなあ。その世代なら、今の河合奈保子さんが見てみたいですね。メディアに出てない分、すごくだらしないカラダになってそうで。熟女のカラダには、人生のうねりが表れるんです。パンツにのった肉に、半生が詰まってる。

ウド お尻もたわわに実った洋ナシ型から、肉が削げて徐々に逆三角形になってくるんです。そこに熟女の可愛さと切なさがある。

徳光 背後にストーリーを感じますよね。妄想する楽しみがある。だから、デパ地下の惣菜コーナーなんて、たまらない“ときめきゾーン”(笑)。不必要なほどの厚化粧が、昼時のピークタイムを過ぎて崩れているあたりが、もうね……。もしかしたら、連れ合いに先立たれて、でも子どもを育てるために、夜は保険外交員として働いてノルマをこなすべくカラダを張っているんじゃないだろうか、とか。でも、同じように熟女が集う昼間のスポーツクラブに、それはないんですよ。

ウド あの空間は前向きすぎる! 彼女たちが、均整の取れたボディを保とうと必死になる姿を見ると、なんだか切なくなるんです。そのままでいてほしいのに……。同じスポーツでも、ハイキングや“歩け歩け同好会”などは、生活の一環だからいいんですけど。

徳光 ストイックさは、僕らが求める熟女像とは逆ですね。肉体も精神もユルめで、隙のある感じが熟女本来の魅力ですから。

ウド そう。極論をいえば、熟女とは、Hなしでもエクスタシーがあるんです。
(西尾英子・構成/後編へ続く

『熟女の友』/岩井 志麻子

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最終更新:2014/03/03 15:55
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