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崩壊寸前の森田県政とバッシングに拍車かける読売新聞の”裏の意図”

森田健作オフィシャルWEB

 往年の青春ドラマ『おれは男だ!』(日本テレビ/1971~72)の主役を地でいくような、”剣道一筋””男尊女卑丸出し”といったノウテンキなキャラクターでは、知事はつとまらないということなのだろう。千葉県のタレント知事、森田健作氏へのバッシングは、新聞・テレビから週刊誌まで参戦し、もはやとどまるところを知らないようだ。

 発端は、3月の知事選。無党派層を取り込もうと、自民党支部長を務めているにもかかわらず「完全無所属」をうたったのは公職選挙法に触れる──こう反発した市民団体によって、知事就任の10日後には千葉地検に刑事告発されてしまう。森田氏は前回の知事選に落ちて以降、浪人時代の4年間に1億5,000万円もの献金を集め、ほとんどが企業、団体献金だったことからあの知事選は”金権選挙”ではなかったかとの批判も浴びた。

 ごく最近でも、福岡県の高校の講演料50万円に税金がかからないよう、政治団体への寄付金扱いにしていたことが発覚、学校側のクレームを受けて政治資金収支報告書を修正する事態に。

 さらには、プロフィールに掲げていた「剣道2段」もウソだったことが記者会見でばれてしまい、『おれは男だ!』のイメージも一気に崩れてしまいつつある。

 さて、ここで読者のみなさんにお伝えしたいのは、森田知事のスキャンダル総ざらいではない。なにかと叩かれやすいタレント知事とはいえ、宮崎県知事のそのまんま東氏にしても大阪府の橋下徹知事にしても、就任した直後から新聞・テレビにここまで叩かれることはなかった。実は、一連の森田バッシングには、ある新聞社の”意図”がひた隠しに隠されていることをご報告したかったのだ。

「一連の報道のけん引役は、読売新聞なんです。読売はもともと森田知事の誕生を望んでおらず、公明党と自民党の一部が押した別の知事候補を押し、立場を鮮明にしていました。ですから、森田知事とは相いれない関係なんです」(政治部記者)

 3月の千葉県知事選といえば、2期8年で勇退した堂本暁子知事の後継者選びと位置付けられ、当初、自民、公明、民主の3党が相乗りを模索していた。そこへ白羽の矢が立ったのが、千葉県の教育委員も務めた関西大教授の白石真澄氏だった。新聞社にとって、知事に取り入るのは営業上も最優先課題といわれる。読売は真っ先に彼女に取り入り、どの新聞社よりも早く独占インタビューを掲載し、出馬の意向をいち早く報じている。このまま白石氏が知事に当選すれば、千葉県政の報道は読売の独壇場になるはずだった。

「ところが民主党が離脱したため相乗りの当てが外れ、白石さんは落選。そこで読売は戦術を変え、森田バッシングに走るんです」(同)

 大手ディスカウント「ドン・キホーテ」が森田氏に違法献金したと真っ先に報じた大手紙は読売だったし、すでに触れた「剣道2段」うそつき発言も、記者会見が行われた日中から夜にかけてNHKや民放はどこも報じなかったのに、深夜になって読売が自社のWEBニュースで報じたことから騒ぎになっている。

「深夜のWEBにニュースが流れると、他紙は慌てて追いかけ、翌日の朝刊に突っ込むんです。ドン・キホーテの違法献金も、やはり読売がWEBに流したため新聞が横並びになりました。実はドンキの一件は、共産党の機関紙『赤旗』がずっと前に報じた献金問題でしたから、読売もだたの追っ掛けに過ぎない。ですが、日本最大の発行部数を誇る読売が動きだすとみんな引きずられ、騒ぎ出す仕組みなんです」(同)

 こうみてくると、政敵を倒すために巨大メディアが動きだした観がある。西松建設と民主党の小沢一郎前代表の献金事件をめぐる検察ベッタリの朝日新聞報道をほうふつとさせる──そんな印象を持つのは筆者だけだろうか。森田バッシングも、メディア論としてみると、なかなか興味深いのだ。
(文=編集部)

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最終更新:2012/10/10 20:22

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