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AKB総選挙で名古屋娘がみせた快進撃 注目の”W松井”に直撃インタビュー!

akbsosenkyo.jpg(c)SKE48

 今年5月25日~6月8日までの2週間に渡って行われていた「AKB48 17thシングル選抜総選挙『母さんに誓って、ガチです』」。これは8月に発売予定のAKB48の17thシングルで表題曲を歌う選抜メンバー、並びにカップリング曲を歌う「アンダーガールズ」をファンによる人気投票で決定するといったAKBグループを挙げての催しで、昨年に続いて2回目の選抜総選挙となる。

 その開票イベントが、去る6月9日に東京・JCBホールにて行われた。AKB48の正規メンバーと研究生、さらに”AKBの妹分”として名古屋・栄を拠点に活動しているSKE48の正規メンバーと研究生、総勢104名もの候補者たちが一堂に介し、選抜メンバー(1位~21位)とアンダーガールズ(22位~40位)に当選したメンバーの名が、司会の徳光和夫氏によって次々と読み上げられていった。その中で、昨年の選抜総選挙で1位に輝き、今年の2連覇も確実視されていた”AKBの顔”ことチームAの前田敦子が、まさかの2位陥落。代わりに昨年2位だったチームKの大島優子がトップ当選を果たすという衝撃の展開があったことは、各所の報道でご存じの方も多いだろう。


 そうしたAKBの政権交代劇とともに、会場にいたファンを大きくどよめかせたのが、SKEメンバーの大健闘ぶり。中でもAKBの人気メンバーを差し置いて、メディアプロモーションに参加できる上位12位以内に当選したチームSの松井珠理奈(10位)と松井玲奈(11位)の快進撃には、目を見張るものがあった。そこで、なんと今回日刊サイゾーでは、そんな今注目の”W松井”の選挙後インタビューを独占キャッチ! どこよりも早く、2人の生声をお届けしちゃいます。

jurina.jpg(c)SKE48

●松井珠理奈

──選抜メンバーの当選、おめでとうございます! 選挙前に自身をアピールする政見放送で目標に掲げていた通り、見事10位以内に入ることができましたね。

松井珠理奈(以下、珠) ありがとうございます! まさか本当に10位以内に入れるとは思っていなかったので、10位に決まったときは「ウッソ!?」って、自分でもすごくビックリしました(笑)。昨年は19位だったので、今年はもっと上位になりたいという気持ちはあったんです。それで速報が18位で、中間発表が15位と、どんどんランクアップはしていたものの……最後までどうなるか分からないので、ずっと不安だったんですよ。

──速報と中間発表では、松井玲奈さんのほうが上位でしたよね。

 速報では玲奈ちゃんと大きく差がついてしまっていて、正直「どうしよう」って思いました。昨年は逆の立場だったので……。だからといって、選挙の期間中に、玲奈ちゃんとピリピリしたムードにはならなかったんですよ。私と玲奈ちゃんだけでなく、SKE48のメンバー全員、選挙のことを考えると緊張してきてしまうので、あえて考えないようにしていたんです。

──最終結果で松井玲奈さんに大逆転しましたが、そのときのお気持ちは?

 正直……ちょっとだけホッとしたところはありました。でも、それよりも2人揃って10位、11位という、素晴らしい順位をいただくことができて、これからもっと多くの方々にSKE48を知っていただくために頑張らなきゃ……という気持ちのほうが強かったですね。

──チームSの大矢真耶さんと矢神久美さん、さらにチームKIIの高柳明音さんがアンダーガールズに入り、今年はSKEの中から計5人のメンバーが当選しましたが、個人的に「次回は入ってほしい!」というメンバーは、ほかにもいますか?

 う~ん、誰かを挙げろと言われると難しいですね……。でも、同い年で、チームKIIのエースポジションを任されている向田茉夏ちゃんかな。私たちは、13~14年間しか人生経験を積んでいないから、年上のメンバーにはどうしても勝てないところがあったり、なかなか理解できないことも多いんですよ。壁にぶつかったとき、どう対処したらいいのか分からなくて、ただがむしゃらに頑張るしかなかったり……。そういう気持ちが分かるので、一緒に選抜に入って、もっと多くのことを一緒に学んでいきたいです。

──ところで、今年はAKBのエースである前田敦子さんが2位に陥落し、大島優子さんが1位になるという大逆転劇もありましたね。

 ほんっとうにビックリしました! 一瞬、夢かと思ったくらい……。前田さんがステージに上がって「私は去年AKBを引っ張っていく立場だったのですが……私にはうまくできなかったみたいです」と話したとき、旧チームAのメンバーの方々が、泣きながら首を横に振っていたんです。それを見たら、私も涙が出てきてしまって……。そのときに「もし玲奈ちゃんのほうが上位だったら、私はどう思ったんだろう」って考えましたね。やっぱり玲奈ちゃんは、私の一番のライバルです。同じ「松井」ですし(笑)。負けないように頑張らなきゃ!

──もし来年も選抜総選挙が行われるとしたら、どの順位を目指しましょうか?

 1位!……と言いたいところなんですが、まだそれが宣言できるほど自分は達していないと思うので、1ケタの順位を目指したいです。3位くらいに入れたらいいなぁ……というか、入れるように頑張ります!

reina.jpg(C)SKE48

●松井玲奈

──選抜メンバーの当選、おめでとうございます! しかも昨年の29位から大きくランクアップしましたね。

松井玲奈(以下、玲) ありがとうございます。とてもうれしいです! 今年はSKE48のメンバーが5人も当選することができたので、この1年間、SKE48が頑張ってきたことが多くの方々に認めていただけたのかなと思うと、本当にうれしいですね。……ただ、個人的には速報が8位、中間発表が10位と、順位がだんだん落ちていってしまったので、正直、悔いも残りました。まだまだ私に足りない部分がある証拠なので、これからはそこをカバーしていかなければと思っています。

──速報(5月26日)と中間発表(6月2日)の日は、やはり気が気でなかったのでは?

 実を言うと、速報の日は、AKBのマネジャーさんから「おめでとう」というメールをいただくまで、発表があったことを知らなかったんです(笑)。反対に中間発表の日は、お仕事をしている最中も、ずっとソワソワしちゃってました。それで10位に落ちちゃったことを知って、正直、「やっぱり1ケタが良かったなぁ」と……。もちろん、11位という順位だって私にとっては快挙ですから、応援してくださったファンの皆さんの期待に応えられるよう、1つひとつのお仕事にもっと丁寧に取り組んでいきたいです。

──中間発表までは松井珠理奈さんよりも上位をキープしていたのに、最後に逆転されてしまいましたね。

 そうですね。やっぱり悔しかったです。昨年の開票イベントで宣言した通り、私は選抜総選挙で、ゆくゆくは1位を獲ることを目標としているので、そのためにはまず、SKE48の中で1位にならないと。だから、珠理奈に負けないくらい多くの経験を積んで、「珠理奈にない部分もカバーしてやる!」くらいの意気込みを持って、努力していきたいと思います。

──開票イベントで名前が呼ばれたときは、どのような心境でしたか?

 ずっと珠理奈の隣に座っていたんですが、「11位、チームS、松井……」まで読み上げられた瞬間、「どっちの松井!?」って緊張が走りました。それは珠理奈も同じだったみたいで、2人とも自分の手をぎゅっと握りしめていましたね。お互いに顔を見合わせたりはしなかったんですけど(笑)。「玲奈」と呼ばれた後は、2人の間で張り詰めていたものが、一気に溶けた感じがしました。

──そういえば、玲奈ちゃんは政見放送で、ドラマ『マジすか学園』(テレビ東京系)で演じて好評を得た”ゲキカラ”役に扮していましたが、あれはご自身のアイデアだったんですか? のっけから不気味に笑い出して、すごいインパクトでした(笑)。

 自分から率先して……というよりは、周囲の方々から「ゲキカラ役良かったよ」とか「すごく印象的だったよ」という言葉をたくさんいただいて、それだけインパクトがあったということかなと思い、それで選んだんです。「ゲキカラがピークだったね」と言われないように(笑)これからも頑張りますので、応援、よろしくお願いします!

 * * *

 昨年の総選挙では、まだまだ”二番煎じのローカル版”といった印象も強く、ほとんどのメンバーがその土俵に上がることのなかったSKE48。昨年に引き続き、AKB48名義のシングルをもとに投票が行われた総選挙において、結成から2年目の彼女たちは、立派に自分たちの存在をアピールした。”ローカルアイドル”……とは、もはや呼べないのかもしれないが、名古屋から2人の”松井”が見せた快進撃は、今後のSKE48の快進撃の幕開けであると信じたい。
(取材・文=アボンヌ安田)

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もう、始まっている。

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最終更新:2013/01/31 17:44
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