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秘訣は高齢層ウケのよさ!? オードリーが「消えなかった」理由とは

odori.jpg『オードリーの小声トーク
六畳一間のトークライブ』
(講談社)

 テレビを眺めていて、ふと思ったことがあった。

 そう言えば、オードリーって消えなかったな、と。

 消えるどころか、人気番組には欠かせない存在になっていて、すっかりバラエティー界の中核になっている。

 2008年の『M-1グランプリ』で敗者復活戦からの準優勝という好成績で脚光を浴び、春日の分かりやすいキャラクターと「トゥース!」のフレーズで一躍人気者になった。しかし、当時人気を集めていた”キャラ芸人”のように”一発屋”と言われることも多く、「2009年中には消える」と言われることもあった。 

 『エンタの神様』(日本テレビ系)や『爆笑! レッドカーペット』(フジテレビ系)などが終了し、多くの芸人がテレビで目にする機会が激減していく中、オードリーが愛される理由はどこにあるのか。人気バラエティー番組の構成作家はこう言う。

「実力がけっこうあった、という点ももちろんあるんですが、とにかくイメージがいい。これが一番の理由だと思うんです。人間性が出るというのか、2人の佇まいもいいんでしょうね。たとえば春日さんの節約ぶりもそうですが、真面目な面がにじみ出る。そうすると、『がんばってるんだな』と好感を持って見られて、主婦層や高齢層に受け入れられたのが大きいですね」

 他の一発屋芸人と違った点は、やはりこの高齢層受けというのが、実は大きい。

「ここ何年かの一発屋芸人は、圧倒的に子ども受けだったんです。子どもが一斉に真似をして大人気になるんですが、飽きるのも一番早い。あっという間に『古いよ』と言われますから(笑)。でも春日さんの『トゥース!』キャラは、定番のアニメキャラのようなポジションを確立しているのかもしれません」

 なぜ、高齢層に受けることが強みになるのか。

「ガチャガチャ言わないところがいいのでは。『いい子だな』と思われれば、受け入れられるんですね。若林さんはどこか孫のような雰囲気もありますし。高齢層に定着すると、定番化していきやすいんです」

 あるテレビ関係者が言う。

「吉本ではない、というのは大きいですね。吉本は抱えている芸人が多い分、プッシュしていくサイクルも早いでしょうし。最近言われる”集団芸”や”ガヤ芸”なんかも向き不向きがある。大手ではない利点も結果的にあるもしれません」

 使う側の理由として、前出の作家もこう言っていた。

「何組か出演者の候補を考えるときに、あまり吉本ばかりで固めたくない、ということがあります。そんなときに名前を挙げやすいというのがありますね。キャラは分かりやすいのですが、色が特にないので、誰とでも絡めるというか、使いやすいというのは確かです」

 そして、運の強さもあったのではないかと前出の関係者は言う。

「ちょうどお笑いブームが沈静化して、次の人気者が出てこなくて交代しなかったのも大きいかもしれません。2010年でブレイクした芸人を考えると、ねづっちぐらいで、終盤になって楽しんごがちょっと出てきているぐらい。話題になった人物が他にはマツコ・デラックスや戦場カメラマンと、芸人じゃない人が多かったですもんね」

 さらにオードリーが「消えない」ために、今後のステップが重要だと前出の作家は指摘した。

「今のくりぃむしちゅーさんや、さまぁ~ずさん、ネプチューンさんの位置ですよね。冠番組やMCをやる段階に差し掛かったときに、春日さんはどういうキャラでやっていくのか。人見知りの若林さんがどう仕切るのか、そこが重要になってくると思います」

 確かにゲストやひな壇を仕切る様はまだ全く想像できないが、近い将来、オードリーの番組がいくつも放送される時代は、やってくるのだろうか。
(文=太田サトル/「サイゾー裏チャンネル」より)

オードリーの小声トーク 六畳一間のトークライブ

庶民派芸人。

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最終更新:2018/12/10 19:10
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