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天下の「文春」まで……和田アキ子賭け麻雀報道に見る芸能マスコミ”紳助狂騒曲”の行く末

akko_shinsuke.jpg知らんがな。

 「これはひどい内容だ」と週刊誌各誌やスポーツ紙の記者をあきれさせている記事がある。

 14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、暴力団との親密な交際が発覚し引退した島田紳助と”芸能界の女番長”こと和田アキ子が過去に高額レートの賭け麻雀を行っていたと報じた。同じ卓には元ボクシング世界チャンピオンで、一連の紳助騒動のキーマンといわれる「A氏」こと渡辺二郎被告もいたという。

 先月23日の引退会見で紳助自らお世話になった人として「和田アキ子」の名前を挙げているだけに、2人が親しい間柄だったことは間違いない。「文春」の見出しを見た人の大半が「ああ、やっぱり」という印象を持っただろう。だが、実際は天下の「文春」にしてはずさんな記事だったという。

「確かに紳助とアッコは親しいですが、いわれているほど磐石な関係でないことは、少し調べれば分かるはず。紳助は芸能界のマナーを教えてくれた先輩としてアッコを尊敬する一方、酒グセの悪さと口うるさく説教するアッコのことを疎む部分もあった。そんな人と麻雀卓を囲むことはしませんよ」(スポーツ紙記者)

 事実、アッコの所属事務所・ホリプロはマスコミの問い合わせに事実無根を強調した上で、「紳助が麻雀をやることも知らなかった」と話している。要は紳助がアッコに麻雀好きであることを教えていなかったのだ。記事の内容も20年以上前のもので、「仮に事実だとしても、今さらそれをほじくるのは……」という意見も多い。

 別の週刊誌デスクは、「確信犯ですよ。紳助ネタをやると売り上げは大幅にアップする。そこにアンチが多い和田アキ子を加えれば鬼に金棒でしょう。現に同号は爆発的に売れているといいます。ホリプロから訴えられても、雑誌の売り上げが良ければ敗訴しても痛くないですからね」と推測する。

 そればかりか「訴えたくても訴えられないでしょう。アッコが自他共に麻雀好きなのは知られた話。1度も金を賭けてないなんて考えられませんからね」(テレビ関係者)という声もある。

 売れれば何でもいい――。紳助騒動はマスコミのモラルハザードも引き起こしてしまったようだ。

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歌おうぜ。

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最終更新:2018/12/07 19:08
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