トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 「またゴリ押しか……」誰も知らない”日本で大人気”韓流ソロアーティストIUの実力とは

「またゴリ押しか……」誰も知らない”日本で大人気”韓流ソロアーティストIUの実力とは

iu_kpop_s.jpg『IU/Last Fantasy-2集』 [韓国輸入盤]

 韓国で”国民の妹”と呼ばれている現役女子高校生ソロ歌手IU(アイユー)が24日、東京・渋谷のオーチャードホールで初単独ライブを行った。このIU、実はまだ日本デビューを果たしておらず、本格的に日本進出するのは3月21日だという。K-POPといえば、東方神起や少女時代、KARAなどのようにグループが定番だったが、今回のIUはソロシンガー。また、従来のK-POPグループが日本ファンにアピールしていたダンスやスタイルのよさではなく、IUの最大の売りは歌唱力。K-POPブームに新たな展開か?

「どうでしょうか。売り出し方そのものは、これまでのK-POPグループと大して変わらないと思いますけどね。もちろん売り出し方というのは、日本デビュー前に箔を付けるいつものやり方です。単にグループからソロシンガーへと目先を変えてみただけじゃないですか(苦笑)」(韓流エンタメ誌編集者)

 実際、IUに関する日本メディアの報道を見ると、「K-POP最強の現役女子高生歌姫」だの「デビュー前ながら日本でもすでに人気」だのといった枕詞が並ぶ。そして極め付きは、「昨年、Googleで最も多く検索された」というお得意のパターンだ。

「まあ、いつもゴリ押しですよ(笑)。『デビュー前から日本でも人気』だなんて、何の裏づけもないですからね。過去、日本では東京ドームや京セラドームなどで開催されたK-POPイベントに出演したことがある程度で、日本で人気も何もないでしょう。もう言ったモン勝ちの世界ですよね。Googleで最も多く検索されたというのも、少女時代のYouTube新曲PVが10日で1,200万アクセスあった、みたいなケースと同じ自慢ですよね。韓国はネット大国だからそういうのもステータスなのでしょうが、日本はそうではない。日本メディアが同調するのは変でしょう」(同)

 ちなみにIUの最大の売りは歌唱力なのだが、クライマックスの高音パートから徐々にキーを上げて声を張り続けるという”3段ブースター”が、韓国では彼女の代名詞となっている。なんとも微妙な代名詞なのだが、実際のところ、どれほどの歌唱力なのか。

「確かに、従来のK-POPグループよりは歌唱力はあるでしょう。ただ、日本にだってその程度の歌唱力のアーティストは数多くいますよ。歌唱力だけを売りに、というのは難しいとは思うのですが、ただ日本メディアも売り出しに一役買っていますから、いつものようにゴリ押しで何とかしてしまうのかも」(同)

 韓国では昨年末、IUのすっぴん画像がネットに流出して話題を読んだが、画像を見る限りでは一重まぶたの垢ぬけない容貌は現在の彼女とは別人といっていいほど。韓国ファンの間ではこれを「すっぴん」と称しているわけだが、もちろん日本のネット掲示板では「整形に決まっている!」とのコメントが多数寄せられている。こうした”整形疑惑”は少女時代など従来のK-POPアイドルたちにも付きまとってきた問題でもある。ゴリ押しといい、整形疑惑といい、従来のK-POPグループのイメージと呆れるほど変わらないIUだが、日本の韓流ファンたちは”ソロシンガー”という目先の新しさにまた惑わされてしまうのか。
(文=牧隆文)

IU/Last Fantasy-2集 [韓国輸入盤]

おさげはキマってる。

amazon_associate_logo.jpg

最終更新:2013/09/09 17:57
ページ上部へ戻る

配給映画