日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 生歌に見る、華原と浜崎の明暗

華原朋美と浜崎あゆみ『FNS歌謡祭』の“生歌”が浮かび上がらせた「明と暗」

hamasaki_kahara.jpg『Best Selection』(パイオニアLDC)、『A SUMMER BEST』(avex trax)

 5日にフジテレビで生放送された『FNS歌謡祭』に、歌手の華原朋美が生出演。往年のヒット曲「I’m Proud」を熱唱した。

 2007年に所属事務所を解雇され、5年間にわたって引退状態だった華原だが、その歌声は現役そのもの。ネット上の掲示板にも「まったく衰えてない」「心がこもった歌を聴けた」と、華原の“意外な”復活を称賛する声が多数寄せられた。

「華原は今回の活動再開に際して、直筆のメッセージで『私には歌うことしか出来ません。最後のチャンスだとも思っています。随分長い間反省し悩みました。今までお世話になった全ての方々に恩返しのつもりで精一杯頑張るつもりです』とコメント。実際、自費でボイストレーニングに通い、デモテープを元事務所の社長に送りつけるなど、まるで駆け出しの若手のような真摯な姿勢で歌に取り組んだ。その華原の情熱にほだされる形で、事務所の社長も復帰を容認したんです」(スポーツ紙記者)

 歌い終わると、「ありがとうございました」とカメラに向かって深々と頭を下げ、涙を浮かべた華原。38歳の再出発は、まずは成功といえそうだ。

 一方で、またしても歌手としての評価を下げてしまったのが、「SEASONS」を歌った浜崎あゆみだ。今年8月の『FNSうたの夏まつり』で生歌を披露し、その不出来から多くのファンを落胆させた浜崎だったが、4カ月たった今回の『歌謡祭』でも、本来の調子を取り戻すことができなかったようだ。

「バックダンサーとの不倫騒動や重婚疑惑などが報じられ、プライベートばかりが忙しいのか、明らかにトレーニング不足。年齢を重ねて往時より声量が落ちるのは仕方ないかもしれませんが、歌手としてテレビに出るなら、もう少ししっかりと仕上げてくるのが礼儀でしょう。恥をかくのは自分ですし、今後のCDの売り上げにも響いてきますよ」(同)

 ドン底からはい上がってきた華原と、華々しく男を乗り換えながらスター生活を謳歌する浜崎。それぞれの歌は、視聴者にどのように響いただろうか?

最終更新:2012/12/07 11:37
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