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また“エア移籍”かも……? CSKA本田圭佑ミラン行きへの高すぎる障壁

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 サッカー日本代表MFの本田圭佑(CSKAモスクワ・ロシア)の移籍報道が加熱している。巷では伊セリエAの名門ACミランへの移籍が濃厚だとされており、4日付の伊紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト」の1面では「ホンダACミラン 日本人選手と合意」と大見出しで、ACミランが本田と条件面で合意に達したと伝えている。

「年俸は300万ユーロ(約3億9,000万円)、契約期間4年(推定)の条件で、本田とミランの間で合意しており、あとはチーム間の話し合いだけだといわれています。イタリアのミラン番の記者によれば、今夏の移籍が確定しているそうです」(サッカーライター)

 とはいえ、これまで本田の移籍説は何度も報道されてきたが、実現した試しはなく、“エア移籍”などと揶揄されてしまう始末。昨年も同じセリエAのラツィオとも移籍直前まで進んだものの、最終的にご破算になってしまった経緯もある。

「ラツィオとの移籍交渉では移籍金の支払い方法で合意できず、移籍がポシャッてしまいましたからね。このときは限りなく、移籍の実現に近づいたといえるでしょう。その意味では、番記者が太鼓判を押しているとはいっても、ミランへの移籍が実現するとは限らないですよ。移籍話というのは、期限ギリギリまで何が起こるかわかりません」(同)

 本田本人とミランが合意し、所属チームのCSKAも放出自体はやぶさかではない。それでも移籍がスンナリ決まらないのは、移籍金の問題があるからだ。

「当初、CSKAは本田の移籍金を15億~20億円に設定していましたが、今冬に契約が切れることもあり、約9億円まで下げています。しかし、ミランの提示は約2億5,000万円ほど。まだまだ両者の間には、大きな溝があります。言い換えれば、割安な移籍金だからミランも本田が欲しいのであって、大枚をはたいてまではいらないということです。つまり、ミランにとって、本田はファーストチョイスではない。今後、この溝を埋めるべく、チーム間で交渉が行われるのでしょうが、そう簡単にはいかないと思いますよ」(同)

 本田の今夏の移籍は一筋縄ではいきそうにないが、もっとも契約が切れる冬になれば移籍金も発生しないので、大手を振ってミランへ移籍することも可能だ。だが、欧州では冬はシーズン真っ最中。冬の移籍で新チームに合流するのは、すでに出来上がったチーム編成の中に割り込むという意味で、レギュラー定着に困難が伴う。とりわけ、ミランのようなメガクラブでは至難の業だ。もし、レギュラーポジションを獲得できなければ、試合勘も鈍ってしまい、翌年に控えるブラジルW杯に支障を来たしかねない。そうしたリスクも避けるためにも、本田としてはシーズン前から合流できるよう何としても今夏の移籍を実現したいところだろうが、果たしてどうなることやら……。

最終更新:2013/07/08 12:00
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