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やきそばかおるの「土下座してでも会いたい!」第5回

凍らせておいしいお菓子を研究する、製菓メーカー菓子研究家

okashi01.jpg製菓メーカー菓子研究家の稲垣章さん。毎日、新商品を見つけては実際に食べて記録しているという。

身の回りにいそうでいない、ちょっと変わったことをしている人や、面白そうな場所に、文筆家のやきそばかおるが直撃取材!

 「それにしても暑い! アイスを買いに外に出るのもイヤだ!」というアナタ。もしもそばにお菓子があったら、それを凍らせて食べてみてはどうだろう? 実は、コンビニやスーパーで手軽に手に入る製菓メーカー菓子が大好きで、凍らせて食べるとおいしいお菓子を調べている人がいる。名前は稲垣章さん。稲垣さんおすすめの、凍らせておいしいお菓子は一体なんなのか? 早速聞いてきた。

■初めて凍らせて食べたお菓子

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やきそば(以下「や」) 「お菓子を冷蔵庫に入れることはありますが、凍らせてみようと思ったきっかけは?」

稲垣さん(以下「い」) 「小さな頃からお菓子が好きで、駄菓子屋さんに売っている『蒲焼さん 太郎』『焼肉さん 太郎』といったようなお菓子をよく食べてたんですけど、小学生の時に食べかけの『蒲焼さん』を、腐らないようにと思って冷凍庫に入れたんです」

 「おお~、いきなり冷凍庫に入れちゃうところが、いかにも小学生的発想ですね(笑)」

 「カチンカチンに凍らせて食べてみたら、パリパリ感がたまらなくて、駄菓子独特のベタつき感もなくなってて、非常においしかったんです」

 「性の目覚めならぬ、氷(ヒョウ)の目覚めですね」

 「大人になってから、ある日、急にそのことを思い出して、それでいろいろなお菓子を凍らせてみるようになったんです」

 稲垣さんは書籍や雑誌の編集の仕事をする傍ら、8年ほど前からいろいろな製菓メーカー菓子を研究するようになったという。お菓子を凍らせて食べるのは、その研究の一環である。毎日、コンビニやスーパーで新商品を見つけては実際に食べて、味や特徴を記録する日々だ。

 「凍らせて食べると、常温の状態のものと食感や味の違いが出てくるんです」

 稲垣さんの話では、人間は冷たいものに対しては甘味を感じにくく、逆に塩気を強く感じるようになるという。お菓子によって、常温と凍らせた時とでは味にギャップが生じるというわけだ。

 「では、凍らせて食べるとおいしいお菓子を教えてください」

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