内田裕也「いいとも」でライバルを挑発「YAZAWAの花は来てないっすね」
リアルサウンド
【リアルサウンドより】
内田裕也が12月20日放送『笑っていいとも!』(フジテレビ)のテレフォンショッキングに出演した。内田の当番組出演は9年ぶり。スタジオはAI、ZEEBRA、竹中直人、本木雅弘、箭内道彦など、各界の著名人からの花で溢れた。その光景を見て「YAZAWAは来てないっすね」と早くも“内田節”が飛び出した。
「どうもよろしく!」と威勢良くスタジオに登場した内田。韓国での撮影中に足を骨折してしまい、松葉杖での登場となった。3日間の撮影のうち最後の日に「気が緩んで」折ってしまったという内田は、「スタッフには相手にして貰えなかったんですけど(笑)韓国の人がテーピングとかしてくれて(病院に行かず)車椅子で帰ってきました」と仰天エピソードを告白。骨折後も「かっこつけて、撮影を続けました」という内田に「それ危なくないですか?」とタモリも驚いた様子で尋ねる。すると「俺もこういう性格で、ここはやせ我慢しなきゃと思って。もう根性ですよね。ロックンロール魂で」と内田らしい一言が飛び出すが、「それはロックンロール魂出しちゃだめでしょ」とタモリも内田をたしなめていた。「骨は折れても、心は折れてない」と内田が宣言すると、観客から拍手が起きる一幕もあった。
そして、シンガーのAIとバンド“カイキゲッショク”のhiroが結婚することになった事に触れ、初めて保証人になったという内田。「判子を押させていただいて、俺も結構そういう年齢になったのかなーって」と感慨深げに語ると「年齢になりすぎてるじゃないですか」とタモリも苦笑いした。「でも元気ですねー」とタモリがしきりに内田に感心すると、内田は嬉しそうに「いいとも」収録後、宮城県石巻市に震災後に設立されたライブハウス“ブルーレジスタンス”にライブをしに行くことを告げた。「芸能人の人って、最初は(被災地支援を)やるんですけど、続かないじゃないですか。ロックンロールはしぶといぞ、と。すごく喜んでくれて。ぜひ遊びに来てください」と、自身の胸の内を語った。そして自身が主催する『NEW YEAR’S WORLD ROCK FESTIVAL』の出演者である、シーナ&ロケッツやカイキゲッショクのメンバーらもスタジオに登場、1973年から続く年越しイベントの歴史を内田が語るとともに、告知を全員で行った。
御年74歳になっても、独自の活動を意欲的に行うミスター・ロックンロール、内田裕也。これからも刺激的な話題を振りまいてくれることだろう。
(文=岡野里衣子)
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