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ボクシング亀田ジム“追放”問題、北村晴男弁護士の強気にマスコミ冷ややか「結局は父・史郎氏のメンツ」の声も

51S1GXT90GL._SS500_.jpg『北村弁護士のズバッと解決!法律相談』(二見書房)

「北村弁護士、やることがどんどん裏目になっている感じがします」

 26日、都内で行われた亀田ジムの記者会見を取材した記者から、そんな声が聞かれた。

 日本ボクシングコミッション(JBC)から事実上の追放処分を言い渡されている亀田ジムは、代理人の北村晴男弁護士が記者会見。JBCの処分を不服として、処分の再審議と第三者機関設置を要求したことを明かした。

 しかし、「会見場で北村弁護士が主張した内容は、処分理由と論点がずれていた」と記者。

「JBCが亀田ジムを処分した理由は、ジムの会長ら責任者が正しく職務を行っていないというもので、その原因として、実質的な責任者がほかに存在する“異常”な運営状況が指摘されました。でも今回、北村弁護士から出された主張はそこには触れず、次男・大毅が“負けても王座保持”となったことは正しい、というものでした」(同)

 この点について北村弁護士は「負ければ王座が空位になるルールが後に翻された、という前提が間違っている」とその理由を述べたが、ここは記者たちの反応が冷たかった。

「だってスポーツ紙からテレビまで、僕らマスコミはみんな“負けたら空位”で報じていたわけでしょ? それを“最初からそうじゃなかった”なんて言われたら、だったら試合前にそれを言えよって思います。北村弁護士が戦略としてそういう主張をするのは勝手ですが、マスコミの不信を煽るだけの話で、むしろ亀田ジムの立場を悪くさせるのでは」(同)

 亀田ジムが主張する「第三者機関」の設置についても「まったく現実的ではないし、周囲の賛同も得られない話」と記者。

「業界全体の問題なのであれば、そういう声が上がっても分かりますけど、これは亀田ジムだけの問題。そもそも、この業界の第三者機関がJBCなんですから。それなのに第三者っていうのは、JBCを対立する敵に見立てる発想で、首をかしげる関係者は多いでしょうね」(同)

 実際、都内いくつかのボクシングジムに第三者機関の設置について聞いてみたところ、一様に「必要ない」との返答だった。

 亀田ジムは今後、要求が満たされない場合は「訴訟しかない」としているが、JBCはそれを想定して動いているともっぱら。法廷闘争になれば、亀田ジムのライセンス復帰は、なお遠のく。

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