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クールジャパン批判から一転、政府にすり寄り!? 人気若手論客・古市憲寿が新刊で“自己検閲”

furuichi_kinei0520.jpg古市憲寿氏

 近年、若手論客としてテレビや雑誌で人気を集めている社会学者の古市憲寿。『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)では若者代表として田原総一朗にかわいがられ、NHK Eテレで放送中の『新世代が解く!ニッポンのジレンマ』ではMCを担当。しかも最近では、クールジャパン戦略担当相である稲田朋美議員の私的懇談会「クールジャパン推進会議」の第2期メンバーにも選ばれたことが大きなニュースとなったばかり。

 しかし、そのニュースが話題を呼んだのは、古市が“クールジャパン批判”の論文を書いた過去があったからだ。それは「新潮45」(新潮社/2013年11月号)に掲載されたもので、タイトルもズバリ『くるくるクールジャパン』。この件について稲田議員は承知済みで、「(論文を)ぜひ読ませていただきたい」と語っている。

 だが、一方の古市はこの発言に戦々恐々。なんと、くだんの論文を、今年4月に発売された書籍『だから日本はズレている』(新潮新書)に収める際に“自己検閲”したというのだ。

 まず、『だから日本はズレている』を見てみると、『くるくるクールジャパン』という掲載時タイトルは『「クール・ジャパン」を誰も知らない』に変更。書籍にする際に改題するのはよくあることではあるが、問題は原稿内だ。「新潮45」には、初代クールジャパン戦略担当大臣に任命された稲田が、フランスで開かれたイベントでゴスロリのコスプレ姿を披露したことについて触れ、

「世間の生温かい視線を浴びたことは記憶に新しい」

と書いているのだが、『だから日本はズレている』では“生”の部分を削除し、

「世間の温かい視線を浴びたことは記憶に新しい」

と改訂しているのだ。一文字削っただけだが、文脈はまったく違っているではないか。

 それに、稲田がコスプレを披露した際には、Twitter上でも「これがゴスロリ??」「児ポ法や漫画・アニメの表現規制を推進する特攻隊長がこういうことやってるとは」などと厳しい意見が寄せられ、決して“温かい視線”は浴びていなかった。


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