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W杯予選敗退、アギーレ八百長疑惑……JFAの醜態が次々と露呈した2014年のサッカー界

■日本代表監督のハビエル・アギーレに八百長疑惑

 10月初旬、スペインサッカー汚職防止検察機関が、日本代表監督に就任したばかりのアギーレ監督が、スペインリーグで八百長に関わった可能性があるとして、捜査をスタートしたのだ。

 アギーレ監督は、自身が金を受け取り、何か指示したというわけではなく、八百長に使うための金を捻出する“マネーロンダリング”に関わった疑いがもたれている。当初は、静観していたJFAだが、12月に入り、事態は急転。スペインの検察当局が、アギーレ監督を告発。これをバレンシア裁判所が受理した場合、アギーレ監督は、裁判に出廷するために、スペインと日本を往復する必要が出てくる。白か黒かは別として、日本代表監督のスケジュールが裁判に左右されるという、異例の事態になってしまう可能性が高まった。

 アギーレ監督を招へいした張本人であり、現在はJFA専務理事に出世した原博実氏は「受理された場合、今後は白紙」と態度を急変させ、解任の可能性をにおわせている。この八百長疑惑だが、アギーレ監督が日本代表監督に就任する前からうわさになっていたらしい。くだんの試合は、あまりにも無気力だったために、「おかしい」という声が上がっていたのだ。こういった情報をキャッチできずに、“ワールドカップやリーグで結果を出している優秀なアギーレ監督をゲットできた”と舞い上がって契約してしまったJFAには、ほとほとあきれる。

 2014シーズンを象徴するようなオチで、サッカー界の1年は締めくくられたが、果たして来年は明るい話題が期待できるのだろうか――。
(TV Journal編集部)

最終更新:2014/12/30 15:00
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