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「どうせドラマの片手間?」鳴り物入りデビューも“歌舞伎俳優”香川照之に仕事がない!

chuushas0220.jpg『市川中車 46歳の新参者』(講談社)

 TBS系ドラマ『流星ワゴン』が苦戦している。主演には西島秀俊を据え、その脇を香川照之、井川遥、吉岡秀隆らの演技派が固め、同局では「これでもか」と番宣を流したが、初回は11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。8日放送の第4話では初の1ケタとなる9.6%で、15日放送の第5話は8.3%と下降線をたどっている。


「女性人気が高い西島を起用したが、見事にアテが外れた。先日発表された毎年恒例の『恋人にしたい男性有名人ランキング2015』では、昨年の6位から4位にアップしたものの、やはり、昨年末に結婚を発表したことによるファン離れが深刻で、視聴率に多少なりとも悪影響が出てしまった」(女性誌記者)

 そんな同ドラマで確実にインパクトを残しているのが、ある日突然、西島演じる主人公の前に現れた、現在の主人公と同じ年齢だった父親を熱演している香川だ。

 香川は、おととし同局で放送された『半沢直樹』の“顔芸”で注目を浴びたが、昨年はスペシャルドラマが『宮本武蔵』(テレビ朝日系)、『LEADERS リーダーズ』(TBS系)の2本、連ドラは『MOZU』(TBS、WOWOW共同制作)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)の2本に出演し、ほぼ1年出ずっぱりだった。

「以前は映画が中心だったが、映画は拘束時間が長いわりに、あまりギャラが高くない。ところが、『半沢』でブレークしてから、香川の連ドラ1本のギャラは200万以上といわれている。ドラマの仕事がおいしすぎて、やめられなくなってしまったようだ」(民放のドラマ関係者)

 そんな香川だが、長年絶縁していた父で歌舞伎俳優の市川猿翁と電撃和解を果たし、12年に歌舞伎俳優・市川中車として歌舞伎デビュー。長男も市川團子(だんこ)として歌舞伎デビューさせ、歌舞伎人気アップの起爆剤になるかと思われたが……。

「やはり、梨園からは『どうせ片手間』『中途半端』など反発の声が上がり、いつの間にかなかなかお声がかからなくなってしまった。ドラマにばかり出ていることにも批判が高まり、結局、父親も長男も話題作りに利用されただけになってしまった。そんな状況もあって、ドラマに専念しているのが現状」(演劇担当記者)

 そのうち、「市川中車」の名は、すっかり忘れ去られてしまいそうだ。

最終更新:2015/02/23 13:26
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