日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 「ハリルジャパン」に無名の新星?

サッカー日本代表「ハリルジャパン」に無名の新星? 科学が生んだ“一芸ニュースター”登場か

takahyamakaoru0317.jpg「湘南ベルマーレ」公式サイトより

 ハリルホジッチ新監督が初めて指揮を執る、キリンチャレンジカップのチュニジア戦(27日・大分銀行ドーム)、JALチャレンジカップのウズベキスタン戦(31日・味の素スタジアム)の出場メンバー発表が、19日に行われる。そのハリルホジッチが選手選考で重要視するのは、ポリバレント(複数のポジションをこなせる)、または一芸に秀でている選手といわれている。この条件を踏まえた場合、アギーレジャパンやザックジャパンに選ばれなかった、もしくは定着することができなかった選手の中で、大抜擢される可能性がある者はいるのだろうか?


「まず、誰もが思いつくのが、ガンバ大阪の宇佐美貴史選手ですよね。決定力もJリーグではズバ抜けていますし、ドリブルや“崩し”の面でも期待できます。しかし、運動量が少ないことがどう評価されるか。次に挙がるのは、名古屋グランパスの永井謙佑選手。彼は50mを5.8秒で走るといわれていて、あの“野人”岡野雅行ばりのスピードを持っています。しかし、関係者の中で密かに期待されているのは、実はもっと無名の選手なんです」(スポーツライター)

 その選手とは、今年から新しくJリーグに導入されたトラッキングシステム(プレー位置、トップスピード、走行距離、時速20km/h以上のスプリント回数などを計測するシステム)によってその強烈な個性が“浮き彫り”になった、ハリルホジッチ好みの男なのだそうだ。

「それは湘南ベルマーレの高山薫です。彼には1試合の走行距離13.67km、トップスピード31.9km/h、スプリント38回という、無尽蔵のスタミナとスピードがあります。よく走るといわれている長友佑都でさえ、1試合で13km走ることはそうそうありません。Jリーグのレギュラーシーズン試合でこの数字ですから、W杯予選の大一番だったら14kmを超えてもおかしくありません。スプリントの数も、この走行距離ではあり得ない多さ。まだ代表クラスの結果は残せていないですし、技術的にもまだまだと見られていますが、彼のような選手が代表になることもあり得ると、関係者の間ではもっぱらです。ファンの間でも『高山の熱さが見たい!』『技術よりも気持ちだ!!』『こういう選手は急に化けるぞ!!』と期待する声も多い。事実、ハリルホジッチも『トラッキングシステムを参考にする』と言っているので、あり得るんじゃないですかね?」(同)

 昨今の日本代表は、技術はあるが、魂や根性を感じさせる選手は確かに少ない。こういうがむしゃらに走れる選手は、見ていて気持ちがいいのも事実。まだまだW杯本番まで時間はある。一度試してみて、ほかの選手との化学反応が見てみたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

最終更新:2015/03/18 12:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真