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相次ぐタレントの月収暴露! ジャパニーズドリームの吉本興業か、安定のホリプロか――

hatayoku05s28.jpg『ギター侍は波田陽区。』(ポニーキャニオン)

 このところ、芸能人のギャラが話題になることが多い。25日放送のフジテレビ系『SMAP×SMAP』では、“ギター侍”ネタで大ブレークした波田陽区が、過去の最高月収は「2,800万円」と告白。2004年から05年にかけてはやった着ボイスでガッポリ儲けたことが要因という。


 ほかにも、レイザーラモンHGの最高月収は1,200万円。パラパラダンスでブレークした長州小力は2,000万円だったという。

 その一方で、先日物議を醸したのが、大手芸能事務所ホリプロに所属する人気タレント・小島瑠璃子の薄給ぶり。テレビやCMにひっぱりダコのように見えるが、10日放送の『旅ずきんちゃん』(TBS系)の中で小島は「(ホリプロは)給料制だから。ここだけの話、めっちゃ極貧生活なんです」とカミングアウト。続けて「先月、残り2,100円になってニッチもサッチもいかなくなって、実家の母に『預金を崩してくれ』と電話しました。(会社から)タクシー代も出ないし、移動車もないんですよ。ボーナスもなし」とグチった。

 ホリプロの所属タレントは大半が月給制で、歩合制なのは和田アキ子や綾瀬はるか、妻夫木聡ら、ほんのひと握り。業界関係者によると「ホリプロは、かつて上場していただけあって、給与体系が一般企業に近い。アットホームな雰囲気で『最後まで面倒を見る』という社風ですが、売れても小島さんのような若手タレントは新人OLに毛が生えた程度の月給しかもらえないこともある。実際、薄給を理由に事務所を離れる子もいる」という。

 片や“渋チンぶり”で有名な吉本興業は、ドドーンと一気に月収が増えることで有名。「駆け出しのころは、それこそ1回のギャラが500円で交通費を入れたらマイナスになることも……。ただし、大ブレークすれば、その翌々月くらいから給料は一気にハネ上がる、結果重視の実力社会。全盛期の島田紳助さんなんか、ひと月に億単位のギャラをもらっていましたよ」(テレビ関係者)

 吉本興業は極端な例だが、大半の芸能プロは「売れたらボーナスとして月給に反映させる。新人だろうがなんだろうが、結果を出せば月収ウン百万~ウン千万円も夢ではない」という。安定を選ぶか、ジャパニーズドリームを目指すか。芸能界を夢見る人は、よく考えたほうがよさそうだ。

最終更新:2015/05/29 08:00
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