『耳の穴』ウエラン・井口浩之の「コント師イジリ」と、かつてバナナマン・設楽が語った「売れ方」の話
解散・引退報道でこのままフェードアウト!? とんねるずの「黒歴史クロニクル」
2015/07/16 20:00
お笑い とんねるず 木梨憲武
1997年3月にはそれまで10年以上続けてきた『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)を終了させ、『とんねるずの本汁でしょう!!』をスタートさせる。フジテレビが移転直後のお台場に、実際のダートコースを設置し、芸能人に競馬をさせる「ダービーキッズ」などを始めたが、わずか3カ月で打ち切りとなる。97年7月から始まった『とんねるずのみなさんのおかげでした』のメインコーナーは「食わず嫌い王」であり、芸能人同士の身内トークという、これまでの既定路線に戻ってしまった。
「音楽活動や俳優活動も行っていましたが、あくまで“ネタ”“シャレ”の領域。本格的に取り組んでいたわけではありませんから、すべてが中途半端だったといえるかもしれません。例えば志村けんさんが、いまだにフジテレビの深夜番組でコント番組を持っているような、一本貫くものがあればよいのですが……」(同)
もし本当にとんねるずが業界からフェードアウトするとなれば、内輪ネタを笑いに変えてきたフジテレビ的なバラエティも最後を迎えるのかもしれない。
(文=平田宏利)
最終更新:2015/08/17 13:21