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2015年連続ドラマ総まとめ 年間トップは朝ドラ『マッサン』、民放1位は『下町ロケット』

massan1228NHK「マッサン」公式サイトより

 2015年の連続ドラマも、すべて終了した。そこで、全話の平均視聴率をランキング形式で振り返ってみたい。

 トップ2を占めたのは、NHK連続テレビ小説。首位となったのは『マッサン』(2014年9月29日~2015年3月/玉山鉄二主演/ヒロイン=シャーロット・ケイト・フォックス)で21.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。玉山は決して大物俳優ではなく、シャーロットは無名な米国人女優だったが、ストーリーで視聴者を引き付け、2015年の連ドラで唯一の大台超え。

『まれ』(土屋太鳳主演)は、さほど勢いがなく、19.4%。2013年度前期の『あまちゃん』(能年玲奈主演)以降続いていた朝ドラの20%超えは、4作でストップした。

 民放トップとなったのは、総合3位の『下町ロケット』(TBS系/阿部寛主演)で18.5%。人気シリーズの『相棒season13』(2014年10月~2015年3月/テレビ朝日系/水谷豊主演)の17.4%(4位)より、視聴率が上回ったのは価値がある。『下町ロケット』の原作者は『半沢直樹』(TBS系)の池井戸潤氏で、2016年もドラマ界では、引き続き“池井戸待望論”が渦巻きそうだ。

 5位には、大差がついて、『天皇の料理番』(TBS系/佐藤健主演)が入り、14.9%。同作は1980年10月から1981年3月に放送され、堺正章が主演した連ドラのリメイクとなったが、今回も高い評価を得た。大役を果たした佐藤も役者として、ひと回り大きくなったようだ。

 テレ朝の連ドラ初主演となった木村拓哉の『アイムホーム』は14.8%で6位。ヒロインには上戸彩が投入されたが、キムタク主演ドラマとしては、いささかさびしい数字に終わってしまった。

 池井戸作品の『花咲舞が黙ってない』第2シリーズ(日本テレビ系/杏主演)が14.5%で7位。第1シリーズ(2014年4月期)の平均16.0%には及ばなかったが、今回も安定した数字をキープ。杏と上川隆也の名コンビも、すっかりお茶の間に定着し、第3弾のオンエアが早くも待ち望まれる。

 テレ朝の人気シリーズ『DOCTORS3 最強の名医』(沢村一樹主演)は14.4%で8位。第2弾(2013年7月期)の18.3%より、かなり視聴率を落としたが、その人気は健在だ。

 柴咲コウ主演の異色ドラマ『○○妻』(日本テレビ系)は14.3%で9位に入った。ここ数年、ヒロイン役が多かった柴咲だが、改めて、その存在感を示した。2017年にはNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演することが決まっているだけに、その前に1作でも、柴咲の出演ドラマを見ておきたいものだ。

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