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吉高由里子『タラレバ娘』またまた原作レイプ!? 陳腐な恋愛ドラマに成り下がりか

 さらに、倫子が脚本家を目指すきっかけとなった『セックス・アンド・ザ・シティ』を、奥田に「あれは映画じゃないでしょう」「登場人物が恋愛しか考えてないような話って、テーマが見えない」と全否定されたことで、絶望的な気持ちに。

 その晩、落ち込んでいると、「やっと気付いたレバね」「遅すぎタラ」と、倫子にしか見えない生物“タラ”と“レバ”が登場。「間違いはここから始まったんレバ」と、第5話で倫子が「決めた! 私、この人(奥田)のこと、好きになる!」と心の中で叫んだシーンが回想され、「恋愛ってそういうものレバか?」「好きになろうとして好きになるものじゃないタラ」と説教されます。

 これに、倫子は「私、間違ってた。『恋はしようと思ってするもんじゃない、落ちるものだ』って、脚本のセリフで書いたことがある。それなのに、私は大バカ者だ……」と、スペックだけで人を好きになろうとしたことを猛省。

 あくる日、奥田に別れを切り出し、屋上から「ごめーん! 未来の私ー!」と叫んで、第6話は終了です。

テーマのすり替えは、ナゼ起きた?

 ん? あれ? 倫子と奥田のくだりって、こんなに陳腐な話でしたっけ……。いや、私は決して、原作原理主義とかってわけじゃないんですよ。ただ、これは見過ごせない!

 原作では、“妥協できない女”の苦悩が見事に、そして残酷に描かれています。妥協できない側の人間であることを受け入れ、イバラの道を進む倫子が、悲しくも生き生きと描かれているんです。ほんと泣けるんですよ……。

 実際、世の結婚できない女性の多くが、この“妥協”という部分で苦しんでいるし、第6話はそんな独身女性にグサグサと刺さるテーマだったはずなんです。

 しかし、ドラマでは、倫子が奥田を好きになろうとしたこと自体を「間違いだった」と否定し、挙げ句、倫子が「恋はしようと思ってするもんじゃない、落ちるものだ」と、太古の昔から少女マンガで語られてきた陳腐なセリフをブッ込んでくるんですよ、うう……。

 このせいで、“妥協”というテーマが一気にズレて、急に安っぽい恋愛ドラマみたいになってしまったんです。これやられたら、「はいはい、テレビドラマってそういうものですか」って、最終回まで期待が持てなくなっちゃいますよ。


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