
傍観ライター・清水2000の「韓国珍スポ探訪記」VOL.21
孤高の発明家の脳内世界に呆然とする「デロン展示館」
2017/10/09 16:00
韓国珍スポ探訪記

ソウルの人気スポットである弘大エリアからちょっと外れたところにある、時代から取り残されたような雑居ビル。1階は在来市場となっており、天井の低い湿った空間には、4,500ウォン(450円)とソウルでは激安の定食を出す食堂や、埃をかぶった衣料品店、業者向けの卸売店などが並んでいる。そしてその一角に、ひときわ異彩を放つ空間があった。


規則的にうねうねと反復される赤・黄・緑のパイプ。サイケデリックで宇宙的、どこか触手のようでもある謎のオブジェを中心に、人形・造花・CDなど統一性のない小物や、手書きのメッセージがびっしりと視界を埋め尽くす。
作品が発する尋常ならぬエネルギーに、思わず打ちのめされそうになる。どこから突っ込んでいいのかまったくわからない。
人気記事ランキングすべて見る
CYZOトークすべて見る

さらば青春の光、日曜深夜3時に憚る! ガチのセフレが出るラジオ『Taダ、Baカ、Saワギ』の閃光<インタビュー>