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東京も「危険地帯」入り! 制御不能の中国宇宙ステーション“落下予想エリア”が公表される

英紙「サン」(電子版)が報じたESA落下予測の「危険地帯」

 制御不能に陥っている中国の宇宙ステーション「天宮1号」が、4カ月以内にも地上に落下する見通しであるとの予測を、欧州宇宙機関(ESA)が発表した。

 2011年9月に打ち上げられた天宮1号だったが、16年9月から制御不能に陥った。もともと高度380キロから320キロの間で軌道を描いていたものの、徐々に地球へと近づきつつあり、高度300キロのあたりを周回している。ESAの専門家によれば、天宮1号が現在は、辛うじて保っている現在の軌道からも、来年の1月から3月の間には外れ、そのまま地表へと落下するという。

 天宮1号は、全長10.4メートルで、総重量は8.5トンに及ぶ。ちょうど中型トラックを想像すれば近いかもしれない。

 これが宇宙から落下するというのだから一大事だが、ESAの専門家によると、大気圏突入時にほとんど燃え尽きるが、一部の部品は地表に到達する可能性もあるという。

 

打ち上げ前の「天宮1号」

 海外には、重さ100キロの部品や有害物質が地表に到達する危険性を指摘するメディアもある。しかし、落下物がたとえネジ1個だったとしても、まさに空から弾丸が降ってくるようなものである。

 気になる落下地点だが、ESAによると、北緯43度から南緯43度までの間となることが予測されている。この「危険地帯」には、ニューヨークや北京、ニューデリー、香港、そして東京など、世界の主要都市が密集しているのだ。ESAは今後、天宮1号の落下を監視する国際的連携を主宰するとしている。

 人的被害が出る確率は低いとはいえ、中国が進める宇宙強国化の尻拭いを国際社会が行わなければならないというのは、どうにも納得がいかないところだ。

最終更新:2017/11/17 21:00
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