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『アンナチュラル』石原さとみが小綺麗で“7K”にリアリティーないものの、孤独を背負うキャラクターが魅力的!

 図らずも、死者に汚名を着せてしまったことで落ち込むミコト。しかし、突然死する数日前に高野島と性交渉に及んだという路子はMERSに感染していないため、感染源は別の場所にあると気づきます。そして、高野島が帰国後、健康診断のため訪れた東央病院が怪しいと睨み、調査開始。すると、同病院ではここ1カ月、患者の死亡率が急激に上がっていることが発覚します。

 そんな折、東央病院で死亡した患者の告別式が行われるという情報が伝わり、ミコトは火葬場へと直行し、遺族の許可を得て遺体を解剖します。すると案の定、MERS感染の症状が見つかり、さらには東央病院がMERSの簡易検査キットを購入していたことも発覚。高野島の名誉を挽回し、東央病院の隠蔽工作を暴いたところで終了となりました。

 さて、ここからは感想。石原さとみが主演、さらに脚本を務めるのが、2016年に新垣結衣主演で大ヒットしたラブコメディ・ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を担当した野木亜紀子とあって、放送前から注目度が高かった今回のドラマ。序盤は野木脚本らしい軽いコメディタッチで描かれ、不自然死究明研究所という特殊な舞台を視聴者がすんなり受け入れられる展開となったのですが、遺体解剖を中堂とどちらが担当するかじゃんけんで決めようとするなど、ミコトの言動が不謹慎にも思えました。

 また、冒頭シーンでは、UDIが7K(危険・汚い・きつい・規則が厳しい・休暇がとれない・化粧がのらない・結婚できない)の最悪な職場環境であることが強調されるのですが、石原が小綺麗にメイクして登場するため、少なくとも“汚い”と“化粧がのらない”は微塵も感じられません。

 しかし、シーンが進むにつれ、ミコトの印象は徐々に変わりました。死者に対する軽はずみにも思える言動は、そうしていなければ自我を保てないからなのではないかと。日常的に遺体と接するミコトにとって、一般人が抱く“死=厳粛”といった概念はなく、それは寄り添うようにしてあるもの。生死は相反するものではなく隣り合い、そしてミコトは生よりもむしろ、死の方へと半身を置いている。それは特殊な仕事によるものだけでなく、今回のラストに明らかになった、幼少時の一家無理心中の経験も背景にあるのでしょう。

 家族を失ったトラウマのためフィアンセとも真に心を通わすことができず、“結婚できない”孤独感を石原が上手く表現しているのも印象的でした。ただキュートなだけではない、これまでとは違った魅力が発揮され、次回からの展開も楽しみです。
(文=大羽鴨乃)

最終更新:2018/01/19 17:00
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