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ももクロと同じ事務所……男性アイドル「超特急」メンバー脱退に見るアイドル活動の“温度差”問題

『BULLET TRAIN CHRISTMAS ONEMAN SHOW 2016 愛す。in Wonder Land 国立代々木競技場 第一体育館2016年12月24日) [Blu-ray]』(スターダストレコーズ)

 男性7人組アイドルグループの「超特急」から、バックボーカルの「1号車」ことコーイチ(吉野晃一)の脱退が発表された。同グループは2012年にCDデビューしており、昨年は12枚目のシングル「超ネバギバDANCE」(SDR)がオリコン1位になるなど順調に活動していたが、実のところ、その曲がヒットしていた頃「コーイチの様子がおかしい」という声が内外でささやかれていたのである。

 所属事務所による脱退理由は「グループ活動においての方向性の違い」で、関係者からは「本人はソロ活動を強く望んでいた」との話も聞かれた。「まだ脱退時期は決まっていないですが、コーイチ自身がグループ活動を楽しめないと言っている以上、あまり長い期間、一緒にやらせてはいられない」と関係者。少なくとも今春のツアーはコーイチ抜きの6人で行う模様だ。

「公式に言えることではないですが、コーイチは以前からメンバーに『アイドルグループみたいなのは、俺には合わない』と言っていたそうです。キラキラの衣装を着て、作り笑顔でポップなダンスをする……みたいなのがイヤだ、と。もっと硬派なアーティスト志向があったのかもしれませんけど、正直、ファンが聞いたら、かなりガッカリするような発言も多かったみたいで、コーイチのスタンスにイラついているメンバーもいたんです」(同)

 ファンの間でも、コーイチの変化は指摘されていた。「超ネバギバDANCE」がヒットしていた昨年5月末、コーイチはグループのオフィシャルブログに、こんなことを書いていた。

「何のためにこんなことして。何のために光になりたかったんだろう。と。週末。僕はふわふわしながら。いつものように。鏡の前で笑顔を作り。好みもしない服に着替えて。好みもしない曲の鼻歌を歌い。駅に向かった。あ。発車のベルで仕方なく走って。人混みに飛び込んだ。」

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