本多圭の「芸能界・古今・裏・レポート」

泉ピン子の性格の悪さに辟易……数十年ぶりに会ったのに“大恩人”の悪口を連発した夜

泉ピン子所属事務所「Pi企画株式会社」公式サイトより

「自分は大女優」と思い込んでいる節のある女優・泉ピン子。NHK大河ドラマ『西郷どん』に13代将軍・徳川家定の母親で、大奥の“ドン”でもある本寿院役として出演が決定。その出演者記者会見でも、言いたい放題のピン子節全開だったという。

 大河ドラマへの出演は、1986年『いのち』以来、32年ぶりで4作目となるピン子。「(昔の)大河とはえらい違いで、お金がかかっている。セットも、昔はなかったのに、今は天井まである。昔はマイクを仕込むのも大変で」と、久々の大河現場に興奮した様子を見せ、「いい冥土の土産になった」と笑わせた。

 今回演じる本寿院についても、「江戸城のドン。トップです。私は農村とか漁村(で暮らす人物の役)はよくやっていた。江戸城の一番上というのは、ややこしくて。本当に眠れませんでした」とボヤくなど、終始会場の主導権を握り、“大女優”ぶりを見せつけた。

 ピン子はもともと女優ではなく、売れないピン芸人だった。日本テレビ系の情報番組『ウィークエンダー』でのリポーターがきっかけとなりブレーク。その後、ドラマに出演するようになり、NHK朝の連続テレビ小説『おしん』で女優としての地位を確立。そして、脚本家の橋田寿賀子さんによる国民的ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で女優として不動の座を獲得することとなった。

 だが、誰も“大女優”とは認めていない。なぜなら、これまで“大女優”と呼ばれてきた、森光子さん、山田五十鈴さんや吉永小百合さんとは違い、性格が悪く、誰からも慕われていないからだ。

 筆者は、最近行きつけの料理屋で、ピン子とばったり遭遇した。その昔、何度もピン子を取材した経験があるのだが、月日も経ち、筆者のことは忘れているだろうと思い、当時ピン子のマネジャーを務めていたT氏の名前を出してみた。すると、ピン子はいきなりT氏の悪口を連発。70歳になっても変わることのない性格の悪さには驚いた。

 しかも、T氏は長年ピン子を支えてきたマネジャーである。愛妻家として知られた吉本興業の重鎮、西川きよしとの“不倫疑惑”がピン子に持ちあがった際には、表面化を食い止めるために必死になってマスコミ対策に奔走。ピン子の結婚時には、相手方の医師・武本憲重氏の“隠し子騒動”や、結婚に反対する武本氏の両親との確執をマスコミに気づかれないようにかばい続けた。また、ピン子の共演者イジメや新人女優いびりは有名だったが、矢面に立って、ピン子をフォローしてきたのもT氏だった。

 そんなT氏だが、お世話になった劇団の社長から売り出し中の女優のマネジメントの手伝いを頼まれ、協力したことがきっかけとなり、ピン子の逆鱗に触れた。ピン子は有無を言わさずT氏をクビにし、さらに、退職金を出すどころか、ピン子のために使ってきた営業費を返還するよう迫ったというから、開いた口が塞がらない。

 それでも、クビになったT氏は、ピン子のスキャンダルはもちろんのこと、一度たりとも批判めいたことを言わなかった。「俺がピン子を育てた」なんて傲慢な発言も聞いたことがない。それにもかかわらず、ピン子は数十年ぶりに会って、記憶にもない筆者に対してまで、T氏の悪口を連発。

 恩をアダで返すその性格の悪さでは、今後もピン子が“大女優”と呼ばれることはないだろう。
(文=本多圭)

最終更新:2018/02/26 12:00

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