日刊サイゾー トップ > トンデモ海外ニュース > 社会(トンデモ)  > 【動画アリ】“AI監視システム”で犯人逮捕

【動画アリ】車内カメラに……“AI監視システム”による「殺人犯逮捕の瞬間」を本サイト記者が目撃!

警察が列車に乗り込み犯人を検挙した瞬間の映像

 

 超監視社会を爆進中の中国で、最新のAI防犯システム「天網」によって、逃亡していた殺人犯が逮捕される瞬間を、筆者が目の当たりにした。

 中国政府によると、天網は、信号、建物、公共交通などに設置された1億7,000万台のカメラが中国全土のほぼ100%を視界としてカバーしており、そこに映る人々の顔をAIによって識別。指名手配犯や要注意人物を数分以内に検知することが可能だという。

 決定的瞬間を目撃したのは1月11日、北京発天津行きの列車内だった。筆者は北京駅から16時23分発の列車に乗り込んだ。ボックスシートに座って約1時間後、途中停車駅の廊坊北駅のホームに列車が滑り込んだ、その時だった。列車を追いかけるように、並走する約10名ほどの警察官の姿が見えたのだ。

 その後、列車がホームに止まると、車両の前後の出入口から警察がなだれ込み、進行方向前方の座席に座っていた男性に警察が飛び掛かったのである。犯人は抵抗する間もなく手錠をはめられると、すぐに車外に連行された。

 騒然とする中、近くの乗客が乗務員に説明を求めると、乗務員は「逮捕された犯人は殺人の容疑で指名手配されており、監視カメラの映像によって列車に乗っていることが判明した」と言うのだ。確かに犯人が座っていた座席の頭上には、監視カメラが設置されていることが動画の映像からもわかる。実際このカメラが捉えた映像が決め手となったかどうかは不明だが、天網のお手柄だったことは確かだ。

車外に連行された犯人を警察が取り囲んでいる

 

 天網を治安維持の要と位置付ける中国当局は、監視カメラの台数を2年以内に4億5,000万台まで増やす計画だとしている。

 しかし一方で、この天網には国内外から不安視する意見が寄せられている。例えば欧米メディアでは、この天網が中国国内で反体制運動を行う組織への弾圧に利用されていると指摘。天網は使い方次第で治安向上につながる一方、独裁体制をさらに強化するための凶器ともなるとしている。

 かつて日本では、子どもにモラルや順法精神を教える際に「お天道様が見ている」と言ったものだが、中国では「監視カメラが見ている」と教える時代がすでに到来しているのだ。
(文=青山大樹)

最終更新:2018/03/01 21:00
こんな記事も読まれています
関連キーワード

【動画アリ】車内カメラに……“AI監視システム”による「殺人犯逮捕の瞬間」を本サイト記者が目撃!のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

『24時間テレビ』今年も大荒れ必至!?

初の駅伝形式で行われるチャリティーマラソンは大丈夫?
写真
人気連載

新作ピンク映画15本が集結

 最新ピンク映画の話題作&人気作をセレクトし...…
写真
インタビュー

【試し読みあり】失恋×グルメガイド

 3月に刊行されたコミック『失恋めし 京都・奈良・大阪・神戸編』(KADOKAWA)...
写真