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TOKIO・山口達也はどうなる? 命を落とした芸能人も……“アルコール”過剰摂取の恐怖

TOKIO・山口達也

 TOKIOの山口達也による強制わいせつ事件で注目を浴びたのは、アルコールとの関係だろう。本人が会見で否定するも、飲み始めれば自制が効かない様子などは、典型的なアルコール依存症の特徴であろう。

 アルコール依存症は、性別、年代、職業に関係なく酒を飲む人間ならば誰もが陥る危険がある。実際に芸能界の中には酒で命を落とした人間が少なくない。

「レジェンド系でいえば美空ひばり、石原裕次郎が挙げられますね。両者ともにアルコールによって死期を早めたといわれています。ひばりの直接の死因は間質性肺炎による呼吸不全ですが、その前に過度な飲酒による重度な肝硬変となっていました。肺炎も喫煙との関連性が指摘されています。裕次郎も肝細胞がんを発症し亡くなっています。10代から酒やタバコを摂取し、高校生の時点でアルコールが原因とされる黄疸を発症しています。くしくも2人は同じく52歳で没しています」(芸能ライター)

 さらに、アントニオ猪木のものまねで知られた春一番も酒が、やめられなかった人間である。2014年に47歳の若さで亡くなっている。

「ビートたけしは、春がかつての所属事務所の太田プロダクションにいたことから『お笑いウルトラクイズ』(日本テレビ系)へ起用するなど何かと目をかけていました。『お前が酒をやめたら俺の番組で一生使ってやる』とも言われていたようですね。しかし、飯を食えとたけしに炊飯器を買ってもらっても、ホットウイスキーを作り飲んでいたそうですから、かなりの依存体質であったといえるでしょう」(同)

 酒をやめるのは並大抵の苦労ではない。ずるずると飲み続けるうちに、体を蝕み、最後には命を落としてしまう。山口にはその自覚をしっかりと持ってもらいたい。
(文=平田宏利)

最終更新:2018/05/05 08:00
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