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中野ブロードウェイで五郎が迷子『孤独のグルメ』敵地=居酒屋でも米さえあればこっちのもんだ!

■「ご飯」さえあればこっちのもの

 ほぼカウンターのみの小さな店。飲み屋なのでまずはお通しから。

・アボカドとチーズの正油和え

・鶏皮の酢の物

「飲まないからお通しには敏感なんだ」という五郎の下戸審美眼を持ってしても「おざなりでない」満足の逸品。

 地鶏の皮の、歯ごたえの良さもさることながら、やや甘めであるところを「烏龍好き、ウーロンジャーには悪くない」と評価。第2話のバイキングの時は「バイキンガー」と名乗っていたし、今日はのちに「タルタリスト」とも宣言するし、一体いくつの顔を持っているのか?

 そしてオーダーしたのは以下の「五郎’s 居酒屋定食セレクション」

・チキン南蛮
・鯖串
・豚ばらの味噌串
・鶏がらスープ
・ささ身ときゅうりのごま和え
・ご飯

 ご飯が「レンチンになっちゃう」と言われるも、全く問題とせず、むしろ米をゲットできたことに安堵する五郎。「チンだってなんだっていい、ご飯さえあればこっちのもんだ」「ご飯があれば飲み屋だってパラダイス」とは、居酒屋で飯を食う下戸の本音だ。あるとないとじゃ大違い。しかも麦飯で、うれしい誤算。

「ささ身ときゅうりのごま和え」をつまみ「定食屋では会えない味だ」と感慨にふける。今回、居酒屋を「敵地」と表現するくだりがあったが、そこに、濃厚そうなタルタルソース滴る「チキン南蛮」が到着。一心不乱に掻きこむ。

 揚げたてだが、甘酢を絡ませてあるのだろう、衣はしっとり。タルタルも一味違うらしく、調べてみると宮崎出身者おすすめの店とのことで、本場の味だ。慣れない美味さに「舌と頭が戸惑いながら喜んでいる」という五郎。ちなみにチキン南蛮は『孤独~』初登場。

 興奮しすぎた五郎は一旦我に返り、スープを挟む。「美味い焼き鳥屋の鶏スープが不味いわけがない」と、ごもっともな意見。中から鶏肉のかけらをサルベージし「お宝発見」と喜ぶ。

 鯖串は文字通り、串に刺したサバを焼いたもの。「サバってやつは、いつだって俺を喜ばせてくれる、いいやつだ」とのことで「これからもずっと仲良くしていこう」と唐突な決意表明。

 豚ばら味噌串は、当然米に合う味らしく、すぐさま五郎はご飯に乗っけてミニ丼を作成。きっとやるだろうなあ……と思っていると、案の定やってくれるからうれしい。

■「地鶏の炭火焼」の魔力

 残りのチキン南蛮を改めて美味しくかきこみ、それでもあと少し何か食べたい気分の五郎の目の前に現れたのが、他の客がオーダーした「地鶏のモモ串」。

 狭い店内で、後ろに座る客に手渡すために受け取ったのに思わず凝視、そして注文。

 宮崎名物の「地鶏の炭火焼」を串に刺して出しているのだと店主。

「地鶏の炭火焼」は名前もありふれてるし、結局焼いただけでしょ? みたいに思われがちだが筆者は鶏料理で一番くらいに好きなメニューだ。炭火の炎が立ち上る金網の上で、歯ごたえのある地鶏のぶつ切りを転がしながら焼いたもので、特段派手な部分はないが、炭の香りとシンプルな塩味で純粋に鶏の旨味を味わえる。歯ごたえあり、香ばしさあり、脂も肉汁もあり。添えられる柚子胡椒も、このために発明されたのでは? というくらい、合う。宮崎近辺ではお祭りの屋台などでも普通に見られる。

 一口食って、弾力と旨味に感激し、すぐさま麦飯に乗っけてまたかきこむ。ああ、美味そう。

「大口が決まったお祝いに、まさに相応しい宴」と五郎は大満足だったが、これが寿司や焼肉とならないところが「らしい」。かと言って正直普段のチョイスと何が違うのかはわからなかったが、原作での名言を使って言わせてもらえれば「まあ、感じ感じ」というとこだろう。

 店を出てエンディングが流れ終了……かと思いきや、エンドロール終盤で五郎のガラケーが鳴る。短いやり取りの後、「来週韓国かよ、いきなりだなあ」とワクワクする煽りで終了。映画みたいだ。

 すでにネットニュース等で知らされていたので驚かなかったが、「予告」もなくいきなり韓国行きを突きつけてくれた方がテンション上がるのになあと、少しだけ思いました。

 原作者・久住昌之が同店を訪れる「ふらっとQUSUMI」のコーナーでは、ちろり(酒を燗する金属製の容器)に入って出てくる焼酎を飲みつつ、「地鶏たたき」や、「アボカド炭火焼」「冷汁」と宮崎づくし。

 今回謎だったのは、やくみつるが特に見せ場もなく横で串を食ってたこと。店員役の千葉が「ちばてつや」とかかっていただけに、いろいろ「意味」を考えてしまったのだが、亀田家と揉めたことくらいしかボクシングとの共通点もないし、出身も宮崎というわけでもないし、おそらく意味はないのだが、気になるキャスティングだ。

 さて、来週から2週に渡りいよいよ韓国。何か電話でお願いをされていたようだが、果たしてその内容とは?
(文=柿田太郎)

最終更新:2018/06/01 22:30
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