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モー娘。、エビ中、アンジュルム、欅坂が「ロッキン」で大絶賛! アイドル戦国時代は終わっても、アイドル文化は終わらない!

「rockin’onフェス」公式Twitter(@rockinon_fes)より

 国内最大規模音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』が茨城県の国営ひたち海浜公園で、8月4、5、11、12日の4日間にわたり開催された。今年、大きな注目を集めたのは女性アイドル勢だった。

「初日のメインステージ・GRASS STAGEでトップバッターを飾った欅坂46、バンドセットで出演したBiSH、ももいろクローバーZ、初出演となったモーニング娘。’18、私立恵比寿中学、今年で2回目のアンジュルムなど、主にメジャーどころのアイドルグループが出演したのですが、いずれも高評価でした。特に最終日は、LAKE STAGEのモー娘。、SOUND OF FORESTのエビ中、BUZZ STAGEのアンジュルムが各ステージのベストアクトといっても過言ではないくらいに盛り上がっていました」(音楽ライター)

 2013年と14年には“アイドル戦国時代”のブームに乗って、多数のアイドルグループたちがロッキンに出演。しかし、15年以降は減少傾向にあった。

「15年以降、“1万人規模の単独公演ができるアイドルグループ”のみの出演に絞られたといわれています。ブームが一段落したことで、フェスにおけるアイドルグループの立ち位置も変わったということでしょう」(同)

 昨年から今年にかけて、中堅どころのアイドルグループの解散が相次いでいる。もはや“アイドル戦国時代”も終結といった雰囲気だが、今年のロッキンでのアイドルグループの盛り上がりを見る限りでは、決してアイドルの勢いそのものが終わったということではなさそうだ。

「1万人規模の集客が難しい中堅グループがビジネス的に限界だというのは事実ですが、1万人規模のライブをコンスタントに行うことができるアイドルグループはむしろ人気も実力も充実しているという印象です。特に今回は音楽フェスへの出場そのものが初めてだったモー娘。のインパクトは相当なもので、最後の大物の登場は、時代の変化を印象づけました。“アイドル戦国時代”とはまた一歩離れたところで、高いクオリティーのアイドル文化が存在しているということを、しっかりとアピールできたといえるでしょう」(同)

 マイナーなアイドルグループがひしめき合う“戦国時代”は終わり、メジャーなアイドルグループが存在感を発揮する時代が到来しそうだ。

「そもそも、複数のグループが客を取り合う“アイドル戦国時代”という状況が異常なのであって、各グループそれぞれにファンがいるのが普通。ロックバンドだって、ライバル関係にあったとしても、“戦国時代”と称されるしてくくられることはないですからね。今後は、メジャーなアイドルグループたちが、特に“アイドル”というくくりにとらわれることなく、J-POP界で活躍する時代となるでしょう」(同)

 本当にアイドルシーンが面白くなるのは、むしろこれからなのかもしれない。

最終更新:2018/12/12 17:49
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