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稀勢の里3連敗スタートで暗雲……日本人力士の活躍なるか

日本相撲協会公式Twitter(@sumokyokai)より

 11日に開幕した九州場所は、3横綱中2横綱が休場し、稀勢の里の一人横綱になっている。近年の土俵では、もはや横綱の休場など珍しくないが、関係者の間では、横綱の休場を歓迎する声さえあるという。

 先場所は、休場明けの白鵬が全勝優勝を飾る劇的な展開だった大相撲。3横綱が揃って15日間出場し、焦点だった稀勢の里も10勝5敗と、2ケタ勝利を上げたが、フタを開けてみれば、2018年を締めくくる九州場所は、白鵬と鶴竜があっさり休場を決めた。週刊誌のスポーツ担当記者が語る。

「先場所は見事な優勝を飾った白鵬ですが、10月に手術を受け、稽古がほとんどできておらず、休場となりました。一方の鶴竜は直前まで稽古をしており、好調な様子でしたが、こちらも右足首の調子が思わしくないとして、休場を発表しました。これで白鵬の休場は今年4回目。鶴竜の休場は今年2回目ですが、昨年は6場所中5場所休場しているので、休んでばかりという印象は拭えません」(スポーツ担当記者)

 ほぼ“1勤2休”のような状態のモンゴル横綱たち。それを言えば、8場所連続で休場した稀勢の里の方が休みっぷりは酷いが、もはや周囲は腫れ物に触るような状況だという。

「通常であれば3横綱中2横綱が休場すれば、横審の委員やマスコミから苦言が呈されるはずですが、そういった声はほとんど聞こえてきません。初日恒例の協会挨拶では、さすがに八角理事長が『誠に遺憾で……』と、2横綱の休場を侘びましたが、関係者からは、『不祥事の責任を取らない八角理事長の方が遺憾だ』といった声も上がる始末でした。先場所ようやく稀勢の里が復帰し、なんとかやっていける目処が立ったので、協会もファンも、少しでも長く土俵に立って欲しいというのが本音でした。しかも9月場所後には、貴乃花親方の騒動もあったので、それを払拭するには、稀勢の里が活躍するのが一番。相撲界を席巻するモンゴル勢ですが、白鵬を筆頭に好角家たちの人気は今ひとつで、日本人力士が活躍しないと場所が盛り上がりません。さらに、御嶽海の大関昇進の芽を摘まぬためにも、モンゴル横綱の休場は協会にとって悪くない話。白鵬と鶴竜の休場はまさに“願ったり叶ったり”だったのですが……」(同スポーツ担当記者)

 そんな頼みの綱の稀勢の里は、まさかの3連敗スタート。土俵に漂う暗雲を振り払うのは、果たしてどの力士なのだろうか。

最終更新:2018/12/20 14:05

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