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JAFの調査で判明! 長野県は異常に交通マナーがいいってホント?

文=昼間たかし

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※イメージ画像

「うちの県は運転が荒いから、気をつけなさい」地方を取材で回っていると、こんな話をよくされる。実際、そうである。

 筆者、普段はペーパードライバーなので、なるべく運転は避けているが、それでも車に同乗しているだけで「なんて野蛮な地域だろうか」と思う地域はある。どうして手間を避けるのかウィンカーを出さずにカーブを曲がる車の多いのが三重県。なにを焦っているのか、ちょっとでも隙間があると割り込もうとする岡山県。いや、ほかにも「うちの地域は~」という話は尽きないはずだ。

 そんな全国の交通マナーの実態が、JAF(一般社団法人・日本自動車連盟)の調査で明らかになった。2018年にJAFが実施したのは、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両が、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したかどうかを調べるというもの。

 この調査では全国1万1,019台のデータが集まったが、そのうち停車したのは8.6%の948台という惨憺たる結果に。教習所ではルールとして一時停止を習っているはずなのに、それを遵守している人なんてまずいない。ようは「うちの地域は~」といっても、だいたい全国どこでも交通マナーが悪いというわけだ。

 だが、この中にとてつもなく交通マナーのよい地域があった。それが長野県である。全国平均が8.6%だというのに、長野県では58.6%もの車がきちんと一時停止をしているというのだ。これ、筆者も体験したことがあるが、長野県では信号機がなく道路に横断歩道があるだけという地域がけっこう多い。だが、さて渡ろうかと佇んでいると自然に車が停止するのである。ほかの地域では、歩行者を見ると邪魔だとばかりにスピードを上げるもの。だが、長野県ではなぜか車は、それが当たり前とばかりに止まるのである。

 もちろん、長野県の人々が絶対的にマナーを遵守しているとは思わない。交通量の少ない道路だとけっこうなスピードで飛ばしている車にも出くわす。それでも、歩行者が横断歩道にいたら止まるというのは、何かがきっかけに生まれた伝統なのか。

 ワーストクラスの栃木県(0.9%)や広島県(1.0%)との差の背景には、何があるのか……。
(文=昼間たかし)

最終更新:2019/03/24 06:00
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