NGT48荻野由佳が体調不良、バッシング止まぬAKSの愚策
NGT48暴行事件による影響は風化するどころか、日に日に深刻になるばかりだ。一正蒲鉾をはじめとしたスポンサーが次々と離れ、冠番組の放送終了や放送休止も相次いでいる。
一刻も早く株式会社AKSが対応をとり直さなければNGT48はもちろん、AKB48グループ全体の存続を揺るがしかねない問題だが、AKSの動きは鈍い。どころか、問題を抱えたまま通常営業に戻りつつある。
4月7日には、福岡県の西日本総合展示場で、AKB48「ジワるDAYS」劇場盤発売記念大握手会が開かれた。その最中、NGT48所属の荻野由佳は不調に襲われたという。7日夜に更新したツイートのなかで彼女は<喋りすぎなのか、途中声が出なくなってしまい ごめんなさい…会いに来て下さり、とっても嬉しかったです!>と、万全の体調ではなかったことを謝罪している。
また、インターネット上では握手会の最中に荻野が涙を流したとの参加者証言もあり、彼女にとって現状での握手会は心身ともに厳しいイベントであったのかもしれない。
NGT48荻野由佳はなにをしても炎上する状態
荻野はネット上で“疑惑メンバー”扱いをされており、苛烈なバッシングが続いている。そのきっかけは、暴行事件の被害者である山口真帆が荻野のツイッターのフォローを解除したことだった。これを起点に、荻野が過去に投稿したインスタグラムのストーリーが深読みされるなどして炎上が拡大した。
それ以降、ツイッターにせよインスタグラムにせよ、彼女のSNSアカウントは常に炎上している状態だ。彼女のもとにはこんなリプライやコメントが常に押し寄せている。
<何をやっても気色悪い!>
<まほほんの人生ぶっ壊した責任とれよ>
<どんなに平静を装ってもお前の薄汚い本性バレちゃってるから。こんなのいずれ消えるだろうからまぁそれまでAKS(悪の組織)とお前を応援してるファン(犯罪者予備軍)と汚い金儲けして下さい>
<これだけ批判されている中よくテレビに出ようと決心できますね。自分が置かれている状況をちゃんと理解してください>
<今あなたは世間のみんなに色々なバッシングを受けていますね。それはすごく辛いことだと思います。でも、山口真帆さんはもっと辛くて苦しかったんです>
それは本人のアカウントだけにとどまらない。荻野はAKB48の選抜に選ばれているメンバーで、3月29日放送『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にAKB48が出演した際も選抜されていた。しかし、そのことが告知されると『ミュージックステーション』のツイッターアカウントにはNGT48メンバーの出演を控えるよう抗議するリプライが殺到。それが影響したのかは不明だが、生放送でNGT48メンバーがカメラに抜かれることはほとんどなかった。
荻野は2017年の総選挙で5位を獲得。ホリプロからのオファーを受けてAKSからホリプロに所属プロダクションを移しており、NGT48メンバーのなかでもソロでバラエティ番組に出演することが多い。
しかし、そういった番組出演でも炎上が起こる。たとえば、荻野は3月3日放送『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演しているが、その際もネット上には<荻野が出てたから番組変えた><こんな時に笑ってテレビ出演できる神経が凄い>といったコメントが多く書き込まれる事態となった。
こんな状況で握手会に駆り出されば、イベント中に心身のバランスを崩したとしてもおかしくはない。
NGT48荻野由佳が炎上したのはAKSの責任である
インターネット上では、まるで荻野が暴行教唆をした犯人の一味であり、山口真帆を追い詰めた悪の親玉であるかのように扱われている。
しかし、それが真実かどうかはわからない。現状で表に出ているそれらしき証拠は「ツイッターで山口が荻野のフォローを外した」「インスタグラムに意味深な投稿をしていた」といったことであり、これらをもとに彼女を批判することは危険だ。
また、たとえ現在流れている噂の真実性が担保されたとしても、なんの関係もないネットユーザーに処罰の権限はないだろう。
問題視すべきは、こういった状況をつくりだす元凶となったAKSおよびNGT48運営である。
AKSはいまにいたるまで、NGT48暴行事件に関してまともな説明を行っておらず、それが騒動を拡大させてきた。
そもそもNGT48暴行事件に関しては、「山口の事件で明るみになったタレントの安全管理の問題」や「その再発防止策」といった本来議論されるべき論点があったはずだ。
しかし、AKSが不自然に事実を隠し続けるがゆえに、上記のような議論は早々に隅に追いやられ、物見遊山なネットユーザーたちによって「どのメンバーがファンとつながっていたのか」といった犯人探しのゲームとして消費されていった。荻野の大炎上もその流れのなかで起きているものだ。
運営の不備により、メンバー個人がバッシングの標的になるという、最悪の事態になってしまった。「タレントのことを守る」。芸能プロダクションやアイドル運営の最も基本的な役割はそれであるはずだ。これではなんのために存在しているのか、さっぱりわからない。
山口真帆がNGT48のメンバーを守るために必死の思いで起こした行動に対し、AKS執行部は愚策に愚策を重ね、彼女の勇気を無に帰してしまった。そのことがあまりにも悲しい。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事


