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若手放送作家の「超YouTube学」年末特別号【4】

優秀なテレビマンも続々YouTubeへ!? 若手放送作家がYouTubeを主戦場にするワケ

文=藤谷千明(ふじたに・ちあき)

左から長崎周成氏、白武ときお氏

テレビ業界で最もYouTubeに詳しい新進気鋭の20代放送作家、白武ときお(「しもふりチューブ」)と長崎周成(「フワちゃんTV」)が、最新のYouTube事情と注目チャンネルについて語り尽くします!

白武 僕、あんまり「テレビではできない」っていう触れ込みが好きじゃないんですね。過激なことがいいってことじゃないし、テレビもYouTubeも大好き。テレビは「ゴムパッチン」とか「おしりに空気を入れたり」とかコンプライアンスでできないことがどんどん増えていってますが、YouTubeも自ずとそうなっていくと思います。YouTubeにはアンチコメントという文化もあるし炎上しやすいから、より厳しい目にさらされるかもしれない。

長崎 テレビは関わっている人数が多い分、大人が「チェック機能」も多い。チェック機能の枚数で言うとYouTubeは少ないから、グレーゾーンを攻めたら、まだまだ大丈夫なんじゃない?

白武 YouTubeの場合、チェック機能が自分ひとりの場合もあるじゃないですか。やりたいことがすぐに出せるというのが、YouTubeの良さですね。ただ、その分チェックが甘くて燃えることもしばしば。

長崎 コンプラ面も重要だけど、「やりたい企画を通せるかどうか」という意味でも、チェック機能が少ないYouTubeはいいですね。

白武 やっぱり自分が面白いと思ってやったことに、視聴者から反響があったらうれしいし、手応えもある。

長崎 これは完全に僕の感覚だけど、テレビネットうんぬんよりも、単に面白いものを作る場合、3~4人で考えるのが1番いいと思うんです。

――構成作家というと、テレビやラジオをメインにやっているイメージがあります。近年、タレントのYouTube進出などにともなって、YouTube構成作家の需要も増えていると思われますが。

長崎 YouTuberの方から、僕らに話が来ることは増えましたね。でも、YouTuberさんから構成作家さんに頼んでもあまり良い結果にならなかった、という話もよく聞きます。ひとつひとつの企画は良いのに、何か違う……と感じるそうです。

 それは僕が思うに、YouTubeの動画って文脈が大事で、点ではなく線で作っていきたいんですよね。僕らは作家として、面白い単発の企画を出すだけでなくその前後のストーリーを考えていかないと、本当の意味では力になれないと思います。

白武 ちゃんと肩を組んでチームとしてやっていかないと成立しないと思う。「この関係性がどうやったら面白くなるのか」とか、寄り添って考えてくれるブレーンが必要だけど、なかなか難しい。1人でいくつものチャンネルのブレーン、テレビでいう総合演出になるのは大変ですね。切り口だけ作るのならカンタンだけど。

長崎 今後、僕ら作家や企画を考える人って、メディアや番組につくのではなくて、人につくようになる時代がくると思うんです。“人の企画”を考える。そこを上手にやれる作家というか、人を理解して企画を考えられる作家が求められるんじゃないかなと思っています。

白武 その人に合った企画というのが必ずあります。演者は自分に最適化した企画を出し続ける人が欲しいはずなんで、どのくらい当人と向き合えるかですね。

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