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沢尻エリカ“のりピーモデル”での中国復帰プランに、現地から反発の声上がる

文=廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)

沢尻エリカ

  昨年11月、合成麻薬・MDMAなどを所持していたとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された沢尻エリカについて、中国メディアが復帰構想を報じている。

「東網」(5月4日付)によると、沢尻は逮捕後から現在に至るまで、所属事務所であるavexとの契約が解除されておらず、今後は同社を後ろ盾に本格的に中国進出をするのではないかと予想。沢尻の関係者によると、本人も現在は日本での復帰は考えていないといい、沢尻の周囲では、中国映画への出演などを足がかりとしたのち、日本での復帰を目指すプランが浮上しているというのだ。

 この手法は、2009年に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された酒井法子を参考にしているとみられ、逮捕後、酒井は日本の芸能界では活動休止に追い込まれたものの、3年の執行猶予期間も明けぬ11年、のりピーファンも多い中国で政府主催の違法薬物防止キャンペーンで禁毒大使に任命されると現地メディアへの出演を活発化。ここ数年も中国・台湾・香港など中華圏を中心にコンサートやディナーショーを行っている。

 一方、沢尻も05年に出演したドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)が中国でも大反響を呼び、知名度は大幅アップ。非公式ながらファンクラブも結成されており、復帰の環境は整っているかに思えるが……。

 今回の復帰プランについて、現地のネットユーザーからは「中国のことを薬物中毒者の再生工場だと思っているのか」「中国では薬物関連の事件は死刑になることもある。日本は甘すぎる」「中国進出は日本での復帰の単なる踏み台か」などと、厳しい声も上がっているのだ。

 中国ではこれまで、多くの芸能人が違法薬物の使用などで芸能界を追われてきたのも事実。どうやら、中国進出の道のりは険しいものとなりそうだ 。

廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)

廣瀬大介(ひろせ・だいすけ)

明治大学卒業後、中国の重慶大学へ留学。メディア論を学び、帰国後は中国の社会問題についてウェブメディアを中心に執筆している。

最終更新:2020/05/11 16:00

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