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羽鳥慎一の起用にテレ朝も激怒!? コロナ禍強行の『24時間テレビ』、スポンサーからもクレーム殺到で四面楚歌

文=小林真一(こばやし・しんいち)

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日本テレビ

 コロナ禍に強行される今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)に、各方面から疑問や批判の声が殺到している。

 7月6日に行われた記者会見で、総合司会はおなじみの羽鳥慎一と水卜麻美アナ、サポーターには徳光和夫が就任することが発表された。メインパーソナリティは、V6の井ノ原快彦を中心に、NEWSの増田貴久、Kis-My-Ft2の北山宏光、ジャニーズWESTの重岡大毅、King & Princeの岸優太というメンバーが抜擢されている。

「井ノ原が、記者会見で『5人で初めて会ったのはほんの数日前』と暴露したように、急場凌ぎの不可解な人選です。本来、日テレはメインパーソナリティを嵐の5人で最終調整していたのですが、大野智が拒否したことでキャンセルに。その“穴埋め”として、ジャニーズ事務所からスケジュールを調整しやすいメンバーが急きょ招集されたそうです」(民放関係者)

 今年の放送は、新型コロナ感染拡大防止の観点から無観客開催で、恒例のチャリティーマラソンや、対面での募金も中止という異例づくし。ドタバタ感は拭えないが、総合司会に羽鳥慎一が抜擢されたことについては、テレビ朝日も難色を示しているという。

「羽鳥が司会をするテレ朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』は、連日の新型コロナウイルスの報道で話題を呼び、視聴率も好調です。テレ朝は、今や局の“顔”となった羽鳥が他局の番組に出演し、万が一そこでコロナ感染者を出したら……と、危惧しているようなんです。今年の『24時間テレビ』は、感染予防のために人員を最小限に留めて放送するとはいえ、出演者やスタッフを含めると数百人が集まることになりますから、テレ朝サイドが心配するのも無理はないでしょう」(民放関係者)

「動く」というテーマのもと、新型コロナウイルスで揺れる日本を元気にするという大義名分を掲げて放送される今年の『24時間テレビ』。しかし、スポンサーサイドからは、番組の在り方を疑問視する声も上がっているという。

「コロナ禍にも関わらず、日テレが『スッキリ』や『ヒルナンデス』の番組中にメインパーソナリティやテーマを発表し、局を挙げて“お祭り騒ぎ”をしていることに、一部の良識あるスポンサーは渋い顔をしています。新型コロナだけでなく、九州地方での記録的な豪雨災害も発生している中で、『不謹慎だ』という意見もあって当然でしょう。
 また、もし『24時間テレビ』の番組関係者からコロナ患者を出してしまった場合、日テレサイドはどう対応するのか。契約事項に特記したいというクライアントもいると聞いています」(前出の民放関係者)

 なぜ日テレは、史上最高に誰からも望まれていない今年の放送を強引に押し切ろうとしているのだろうか。

「上層部は、伝統ある『24時間テレビ』の放送を見送るという決断を自分たちでしたくなかった。また、新型コロナの影響で落ち込んだ広告費を少しでも挽回したいという考えから、止められなくなってしまったんです。『24時間テレビ』は慈善番組の体なので、スポンサー人気はすこぶる高い。日テレがどこまで寄付しているかどうかはグレーゾーンですが、広告費まで寄付したという話は聞いたことはありませんからね。
 すでに撮影は6月から極秘で進めていますが、制作サイドからは8月22日、23日の放送にはとても間に合わないというクレームもあるようです。しかも、今年は非対面の“キャッシュレス募金”なので、過去最低の募金額を記録するのは間違いありません。一体、誰のための番組なんでしょうね?」(同)

 年々、不要論とマンネリ感が高まっている『24時間テレビ』。今年は新型コロナ拡大防止というもっともな理由があったにも関わらず、止めるタイミングを逸してしまった感は否めない。

小林真一(こばやし・しんいち)

小林真一(こばやし・しんいち)

出版社、IT企業、テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

最終更新:2020/07/08 09:00

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