へずまりゅう逮捕に“被害者”はじめしゃちょー「めちゃめちゃ鬱になりかけて」　シバター「彼がシャバに出てきたときに……」YouTube超事件簿！

　敏腕YouTubeライターと日刊サイゾー新米編集者が、ここ最近起こったYouTube関連の出来事について語るコーナーです

超迷惑系YouTuberへずまりゅう逮捕に、シバターとはじめしゃちょーはどう反応した？

新米編集者・ウイリー（以下、ウイリー）：めっちゃ有名人になっちゃいましたね、“へずまりゅう”。

YouTubeライター・ニック（以下、ニック）：迷惑系YouTuberへずまりゅうこと、原田将大容疑者ね。7月11日に山口県内で、今年5月に愛知県のスーパーで魚の切り身1パックを店の中で開封して食べ、窃盗の容疑で逮捕。おまけに15日にコロナ陽性だと判明して、それ以前に山口県内の飲食店でたまたま居合わせた客の中にも感染が拡大して、山口県の村岡嗣政知事が「なんてことをしてくれたのか」って激怒してたよね。

ウイリー：そのおかげで、今やへずまりゅうの名前が全国ネットの情報番組で取り上げられるようになるっていう……彼の活動目的は100%「売名」みたいですけど、十分その目的は達成されましたよね。

ニック：そうなんだよね～。今まではへずまに売名をさせないために、迷惑行為の被害を被っても沈黙するYouTuberが多かったんだけど、この一件で「有名になってしまったから」という理由で、はじめしゃちょーとシバターがそれぞれ被害報告の動画をアップしててさ。

ウイリー：そうなんですね。

ニック：うん。はじめしゃちょーは家の近くのコンビニで1週間近くずっと張り込みをされて、家の前で近所迷惑になるくらいの声量で叫ばれたり、カメラ片手に追い回されたりしたみたいで、「めちゃめちゃ鬱になりかけて気が病んでた」と言ってたね。シバターは、一般人である妻と子供までへずまがターゲットにされたと明かして、「彼がシャバに出てきたときにキャラを変更すると思います。どうかその時に“本当は良い人”などと勘違いしないでください。彼は私が見たことのある人間の中で一番邪悪でした。純粋な悪でした」と注意喚起していたのが印象的だったなぁ～。

ウイリー：「“本当は良い人”などと勘違いしないでください」か……世間って、悪事働いたやつとか不良のちょっとした善行を過大評価しがちですもんね。

ニック：いや、ほんとに。第2、第3のへずまりゅうが誕生しないようにするためにも、世間はへずまを成功者にしちゃダメだよね。あと今後、こういう無法者が跋扈しないように、YouTube側は配信者に対して最低限の審査を設けるべきなんじゃないかな。