楽天・石井監督、急転直下でGM兼任決めた「背水の覚悟」現場ウケは微妙か
2020/11/16 18:00
#プロ野球 #東北楽天ゴールデンイーグルス #石井一久
パ・リーグ4位に終わったプロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスの石井一久GMが12日、来シーズンは1軍監督と兼任すると突然発表した。あまりの展開の早さに関係者は一様に困惑。ファンからしてみれば、「こんな状況で来年、優勝できるのか?」という一言につきるだろう。
今シーズンは石井GMがヤクルト時代の同僚、三木肇氏を1軍監督に据え置いたが、終わってみれば順位は後退(昨シーズン3位)。借金「2」のリーグ4位でシーズンを終え、クライマックスシリーズ進出を逃した。
石井新監督は「東北の皆さまに愛されながら強いチームにすることが僕の使命。この仕事、非難はいっぱいで、称賛は少し。何を言われようがブレずにまい進したいです」と決意を語った。
チーム打率、得点はともにパ・リーグ1位を誇るも逆転負けは12球団ワースト(32試合)。立て直しは急務だが、プロ野球OBは「まさに背水の陣。来年、優勝できなければ石井GM兼監督が全責任を取って退陣」と厳しい状況を明かす。
「今回の就任も、当日の午前中に熟考を重ねてギリギリのタイミングで不退転の決意を自ら下したようだ。それだけ、球団上層部というか、三木谷会長から石井GM兼監督も追い込まれていることは間違いない。ただ、これまで散々お金を使って補強もしたし、好きに打順を決めていたという話もあり、現場受けはあまりよくない。それをいきなり現場監督として舞い降りるのだから、よほど周りに気を遣って立ち振る舞わなければシーズン序盤にチームが空中分解してしまいかねない」(同)
背水イヤーに石井新監督は、結果を残すことができるのだろうか。
最終更新:2020/11/16 18:00
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