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ぼる塾・田辺さんの“敬称”問題とヒューマンステージの高さについて 「グルメ王の座を狙っていきたい」

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ぼる塾・田辺さん公式Twitterより

 テレビウォッチャーの飲用てれびさんが、先週(11月22~28日)に見たテレビの気になる発言をピックアップします。

ぼる塾・田辺さん「グルメ王の座を狙っていきたいと思っています」

 育ってきた環境が違うから、基準の違いは否めない。だからこれは私の基準だということで聞いてほしいのだけれど、基本的に、インターネット上で芸能人の名前を書くときは敬称略にしている。こういう記事はもちろんのこと、SNSのつぶやきでもそうだ。「さん」を付けるのは知り合いでもないので変だし(このあたりの感覚が人によって違うかもしれない)、かといって「メンバー」や「司会者」をつけると何か罪でも犯したみたいになる。単純に、ある人に「さん」を付けて別の人に付けない理由を考え始めるとややこしくなるので、一律に付けていないようにしているというのもある。

 敬称を使わないからといって、敬意を払っていないわけでもない。むしろ、敬称を使わないことが敬意を意味する場合もある。少し前に、「ユーミン」ではなく「ユーミンさんと呼びたくなる」と言われた松任谷由実が冗談交じりにこう返していた。

「その程度の尊敬じゃ許されない」(『櫻井・有吉THE夜会』TBS系、2020年11月19日)

 ただ、中にはどうしても敬称をつけたくなる人がいて、その筆頭が阿佐ヶ谷姉妹の2人だ。彼女たちのことは「江里子さん」「美穂さん」と呼ばないと、なんだか生理的に落ち着かない。呼び捨てにすると、彼女たちが暮らすハイツに土足で上がりこんだ気分になる。テレビを通していつの間にかご近所さんになっている感じ。そのあたりが彼女たちの人気の核なのかなと思ったりもする。

 そんな「さん」付けせざるをえない界(ってどんな界だ)に、最近になって新星が現れた。「田辺さん」こと、ぼる塾の田辺智加だ。これはどうやら私だけではなくて、SNSなんかでも多くの人が彼女を「田辺さん」と呼んでいる。テレビを見ても、有吉弘行も、東野幸治も、先輩芸人がこぞって彼女のことを「田辺さん」と呼んでいる。ゆきぽよのことを「ゆき」と呼ぶあの浜田雅功ですら、だ。

 そんな田辺さんが、27日の『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)に出演していた。企画は、これまで食べたことがない高級料理を若手芸人に食してもらおうというもの。出演者は田辺さんの他に、パーパーのほしのディスコ、蛙亭の岩倉美里だ。田辺さんは豪語する。

「私は全世界のおいしいものを食べたいってホントに思ってるんです。グルメ王の座を狙っていきたいと思っています」

 なるほど、『かりそめ天国』にグルメ王として幾度も登場し、有吉弘行との間ではポン酢をめぐる騒動も引き起こしてきたアンジャッシュの渡部建。紹介するグルメにイチャモンをつける有吉らに、渡部が「ヒューマンステージが低い」と言い放つこともあった。

 そんな渡部が不倫報道を機に表立った活動を休止している中、同番組の「グルメ王」の座は空いている。そこに田辺さんが名乗りをあげた格好だ。

 改めて田辺さんの略歴を振り返ってみると、20代後半でギャルに開眼し離職。その後旅行先でたまたまロケをしていた島田秀平に手相を見てもらい、「人気者になれる」と言われ芸人を目指す。そして今、結成1年目にしてぼる塾のメンバーとして人気を博し、彼女の持ちギャグ「まぁねぇ~」は、今年の新語・流行語大賞にもノミネートされた。

 そんな経歴をもつ彼女は、誰もが「さん」を付けたくなってしまう存在。とりあえず、ヒューマンステージは高そうだ。

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