どん兵衛にラ王、乳酸菌40,000,000,000個入りラーメンも!?　規格外な“一点突破”系カップ麺3選！

　例年、寒くなるにつれて新作カップ麺の発売が活発化します。今年11月にも、多くのカップ麺が発売されました。寒くなればなるほどアツアツの商品、つまり辛い商品が重宝される傾向があります。

　今回はそんな11月に発売されたカップ麺の中でも、特徴的で規格外な3品をご紹介します。カップ麺を食べて、寒さに備えましょう。

規格外の乳酸菌を摂取せよ！
「乳酸菌が40,000,000,000個入ったキムチラーメン／にんにくみそラーメン」

　最初に紹介するのは、明星食品から2020年11月23日に発売された、「乳酸菌が40,000,000,000個入ったキムチラーメン／にんにくみそラーメン」230円（税別）。免疫力を高めるイメージがある乳酸菌がたくさん入ったカップ麺2種となっています。

「40,000,000,000」なんて字面を見ても、パッと見ただけではピンときませんよね。まるでフリーザの戦闘力のように規格外な数値ではないでしょうか。400億個というのは、一般的なヨーグルト40個分の乳酸菌だです。

　スープには、「リフレクト乳酸菌（T-21株）」が配合されています。明星食品と同じグループ企業の日清食品が力を入れて研究開発している植物由来の乳酸菌で、日清食品の「アレルライト」や「奇跡のモリンガ青汁」といった商品に配合されているそう。

　まずは「キムチラーメン」。キムチと言えば乳酸菌を多く含む発酵食品なので、乳酸菌商品と親和性がありそうですが、特に乳酸菌を意識させるような味ではなく、ヨーグルトの味がするわけでもありません。

　辛さこそ中辛程度ですが、キムチ味がとても濃く、乳酸菌を抜きにしてもおいしいキムチラーメン。濃いスープにノンフライ麺を合わせた本格派な上、ニラやニンニクが入ってスタミナラーメンの様相を呈しています。乳酸菌400億個と、ガッツリスタミナ味の組み合わせ。これは是が非でもこのご時世の中で食べておきたい一杯でした。

　続いて、「にんにくみそラーメン」。豚骨ベースの味噌味スープにニンニクを効かせ、具としてフライドガーリックがたっぷり入っています。また、ニラも入っていてしっかりスタミナ系。こちらも乳酸菌やヨーグルトを意識するような味ではありませんが、味噌も発酵食品なので、乳酸菌の商品として違和感がありません。

　ニンニクが主役の一杯ですが、意外とベースの豚骨が太くてしっかりしており、こちらも乳酸菌を抜きにしても骨太でおいしい味噌ラーメンです。

　どちらの商品も、乳酸菌入り以外にニンニクやニラを入れることで、見た目にもわかりやすく免疫力を意識させる一杯でした。