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常盤貴子に斎藤工も辞退… 五輪聖火リレー、著名人ランナー減少か

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東京2020 公式ツイッターより

 もはや、言ってることとやってることが乖離していること自体に気づいているのか。

 東京五輪・パラリンピックの聖火リレーについて3月25日から福島県よりスタートする予定だが、五輪組織委員会は25日に行ったメディア向け説明会であくまでリレーの観覧は「自粛しない」と明言したが、感染対策できない場合は「ネット中継を見てほしい」と控えるよう呼びかけた。

 そこで問題となっているのは有名人、著名人ランナーの扱いだ。五輪組織委員会は公道ではない場所に限る方針を打ち出したがこれが混乱に拍車をかけている。

「去年の予定では福島県の浜通りエリアを走りますが、サッカー女子日本代表・なでしこジャパンのメンバーや俳優の香川照之、人気アイドルグループのTOKIOなどの名前がありました。辞退しなければそのまま走るでしょうが『まさかみんな、Jヴィレッジを走るのか?』と確認作業に奔走している」(スポーツ紙運動デスク)

 リレーが1年延期されたことでスケジュールの合わない著名人ランナーもいる。2020年10月には福井県美浜町を走る予定だった地元出身の歌手、五木ひろしが辞退。代役にはバレーボール男子元日本代表・荻野正二が走ることになっているが密集対策ができるか微妙なため走者を保留したのは岡山県。男子フィギュア五輪メダリストの高橋大輔選手も一時的に参加を保留となっている。

 また、26日には石川県内で走者を務める予定だった女優の常盤貴子が、27日には俳優の斎藤工がそれぞれスケジュール都合のため辞退、代わりに若村麻由美が参加すると県知事が議会で明らかにしたが、五輪関係者は「今後もこうしたことが増える」と見込んでいる。

「本当にスケジュールが合わずに辞退する方もいるでしょうが、今の社会情勢で走っても有名人にとっては何のメリットにもならない。そうすると、スケジュール都合を理由に断ってくることはあるでしょう」

 どっちつかずな聖火リレー方針なら、中途半端な準備だけが進んでしまいそうな予感がする。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/03/03 14:00
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