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渡辺直美侮辱発言で演出家クビーー代理店関係者も口にし始めた「中止機運」

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

渡辺直美侮辱発言で演出家クビーー代理店関係者も口にし始めた「中止機運」の画像1
橋本聖子

 火の手が上がるのはこれで何度目なのだろうか。

 東京五輪、パラリンピックの開閉会式の演出統括を務めていたクリエーティブディレクター・佐々木宏氏が辞任したと18日、大会組織委員会の橋本聖子会長が会見で発表した。

 言うまでもなく、17日に配信された「文春オンライン」と18日発売の「週刊文春」で出演予定だったお笑いタレントの渡辺直美の容姿を侮辱する内容を仲間内でLINEで送っていたことが報じられたことによるものだ。

 本番まで4カ月――。2月の森前会長の女性蔑視発言に続いての不祥事に五輪の存在意義さえ揺らいでいる。

 橋本会長は佐々木氏の報道について「不適切で大変遺憾。あってはならない」と糾弾。組織のトップとして「大変申し訳なく思う」と謝罪した。ただ、演出については限られた時間で最初からやり直すのは「困難」であるとも言及。今後も佐々木氏が考案した案を中心に準備を進める意向を示した。

 報道受けて渡辺も所属事務所を通じてコメントを発表し「最初に聞いていた演出とは違う報道を受けて、私自身正直驚いている」とし、容姿を侮辱されたことについては「体が大きいと言われる事も事実ですし見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せ」と感想を綴った。

 昨年12月、予算削減のあおりを受けて能楽師の野村萬斎、歌手の椎名林檎らが演出チームから離れ、佐々木氏が中心となり運営することが決まったが、「特定の代理店の意向を強く汲んで動くだけ」と周囲から批判の声が上がっていた。

 そんな中での今回の出来事に五輪組織委関係者は「世論にも、渡辺さんにも大打撃を与えた。もう考え直したほうが良い」と口にする。

「ただでさえ、新型コロナウイルス対策が後手に回り、その中で五輪開催を強行する印象を国民から持たれている。3月21日に首都圏1都3県の緊急事態宣言も解除されますが、次に新規感染者の第4波がきたら、相当厳しい。すでに今回の件で、身内からも五輪中止の声があがりつつある。当事者の渡辺さんも、お笑い芸人として国内のみならず今後、アメリカを拠点に活動すると表明したばかり。それをこのような形で世界中に配信されては、本人はもちろん、周りも気を遣ってしまう。今回の件でオファーを敬遠してしまうテレビ局制作スタッフ、イベントキャスティング関係者は出てくるはず」

 今後は海外諸国からの反応に注目が集まりそうだ。

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2021/03/20 14:00

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