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世界選手権7位惨敗の紀平梨花「時差ボケで…」今回も飛び出た“正直すぎる”言い訳

世界選手権7位惨敗の紀平梨花「時差ボケで…」今回も飛び出た正直すぎる言い訳の画像1
紀平梨花(@rikaskate0721より)

 誠実なのか、正直すぎるのか……今回もまた“言い訳”が炸裂してしまった。

 先週、コロナ禍の中で開催されたフィギュアスケートの世界選手権。来年の北京五輪を占う大切な大会は、日本勢にとって厳しい結果となった。男子では新鋭・鍵山優真が2位に入る健闘を見せたが、北京で五輪3連覇を目指す羽生結弦は3位止まり。一方の女子は、五輪出場枠「3」の確保というミッションは達成したものの、坂本花織が6位、紀平梨花は7位で、表彰台は遥か彼方だった。

「男子も女子もそれなりにミスはありましたが、それにしても採点が日本人に辛かったですね。羽生に関して言えば、ほぼ完璧だったSPが106点台だったのに対し、明らかなミスがあったネーサン・チェンが98点台。女子はさらに厳しく、エッジエラーやジャンプの回転不足を片っ端から咎められ、紀平は中継の速報値と実際の採点結果が大きくズレましたし、坂本は『思った点数より15点くらい低かった』と、採点結果を見て呆然としていました」(スポーツジャーナリスト)

 採点に納得がいかない選手が現れるのは採点競技の宿命。五輪まであと1年というタイミングで、しっかりと課題が見つかったことを良しとするしかないが、関係者の間から「またか……」と声が上がったのは、紀平が残したコメントだ。

「まさかの7位という結果に、試合後は『申し訳ない』というセリフを繰り返した紀平でしたが、理由として時差ボケをあげ、『足に力が入らなかった』と語りました。これまで素晴らしい成績を残してきた紀平ですが、順位が悪いと言い訳を言うクセがあり、過去には『衣装の左右のバランスが……』『昼寝ができなかった』『サブリンクの氷の状態が本番と違った』『靴ひもを右だけきつくしすぎた』といった“敗戦の弁”を述べています。確かにフィギュアスケートは繊細な感覚が要求される競技ですが、世界で戦うには神経質すぎるし、クドクドと言い訳するのはいかにも見苦しい。理由を聞きたがるマスコミにも責任はありますが、五輪でのメダル獲得にはメンタル強化が急務なのは間違いないでしょう」(週刊誌スポーツ担当記者)

 世界を相手に戦うようになって久しいが、彼女はまだ18才。五輪では言い訳無しの笑顔を見たいものだ。

石井洋男(スポーツライター)

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

いしいひろお

最終更新:2023/01/26 18:55
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