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谷亮子さんが五輪でテレビ各局からお呼びがかからない“政治的”理由

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

谷亮子さんが五輪でテレビ各局からお呼びがかからない政治的理由の画像1
写真/Getty Imagesより

 25日に放送された、TBS系情報番組『サンデーモーニング』に、かつては国民から「ヤワラちゃん」の愛称で愛された、女子柔道で2度の五輪金メダルを含む5大会連続でメダルを獲得した谷亮子さんがリモート出演を果たした。

 同番組初出演となった谷さんは、東京五輪の印象を聞かれると、「選手たちには開催となったので最後までいい状態で終わってほしい。パフォーマンスもしっかり力を発揮してほしい」と期待。

 24日には柔道男子60キロ級で高藤直寿が今大会日本人初の金メダルを獲得したが、「技のキレで粘り強く勝つことができた。決勝も『これが高藤の柔道です』という柔道ができた」と分析している。

 また、自身が出場していた女子48キロ級で銀メダルを獲得した渡名喜風南については、「決勝は力負けと感じたが、初出場で銀メダルは素晴らしい」と称えた。

「谷さんと同じく、柔道で五輪3連覇を果たした野村忠宏さんは、フジテレビで東京五輪のオリンピアンキャスターをつとめ、以前から同局のスポーツ番組によく出演していた。五輪での実績も知名度もある谷さんだけに、どこかの局からお呼びがかかってもよさそうなものだが、声をかけたのは『サンモニ』ぐらい。おまけに、テレビ出演もかなり久しぶりとなった」(テレビ局関係者)

 谷さんといえば、2012年のロンドン五輪で6大会連続出場を目指していたが、2010年5月10日、第22回参議院議員通常選挙で民主党の比例区公認候補としての出馬を表明。

 当時、同党の幹事長職にあった小沢一郎氏の猛プッシュを受け、同党公認候補の中で2位の得票を獲得し初当選を果たしたが、政治家としての実績は残せなかった。

「もともと、小沢氏に推されていたため、2012年7月2日に小沢一郎の民主党離党に同調して離党届を提出し小沢氏と共に流転。しかし、政界が向いていなかったのか16年の参院選に出馬せず。議員時代に蓄えたのか、その後、目立った活動をしていない」(永田町関係者)

 2018年1月14日に女子四段から女子六段へ昇段したことが、講道館から発表されたが、現在、柔道関係の仕事には一切関わらず。2人の子どもを育てているとはいえ、生活のためにもテレビ出演の時間はありそうだが……。

「政治家だった2015年の収支報告書に計上された人件費のうち大半が政治活動の実態のない父に支払われ、収支報告書の虚偽記載として政治資金規正法違反の疑惑が発覚。本人も疑惑を否定しなかった。もともと、父親はいわく付きの人物として有名で、テレビ各局は起用によって父親とトラブルになることを危惧し、なかなか起用できない状態ですね」(週刊誌記者)

 起用すれば切れ味の鋭い解説をしてくれそうなだけに、残念な限りだ。

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2021/07/31 12:00

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