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永野芽郁&戸田恵梨香『ハコヅメ』、視聴率V字回復で絶好調! 早くも「続編希望」の声も

永野芽郁&戸田恵梨香『ハコヅメ』、視聴率V字回復で絶好調! 早くも「続編希望」の声もの画像
『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』公式サイトより

 永野芽郁と戸田恵梨香主演の日本テレビ系水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』が最高視聴率を記録し、見事に息を吹き返した。

 永野の新型コロナウイルス感染により撮影が中断、特別編を2週を挟んで8月18日に第5話が放送された『ハコヅメ』。ファン待望の放送再開で、待ちきれなかった人たちのリアルタイム視聴も多かったのか、平均視聴率は世帯12.5%、個人7.0%(関東地区・ ビデオリサーチ調べ)と番組史上最高を記録した。V字回復と言える見事な復活に、関係者はガッツポーズを決めたことだろう。

 第5話は、ハコヅメ節とも言えるコメディ感が炸裂した回となった。公務に追われる毎日のなかで恋愛に憧れる川合(永野芽郁)は、ひょんなことから藤(戸田恵梨香)とふたりで合コンに行くことになる。しかしいざ店に着くと、隣の部屋では刑事課の源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)が同じく合コン中。声が聞こえるためにお互いの様子が筒抜けという気まずい合コンは無駄に終わるが、今度は川合が消防士の武田(小関裕太)に一目惚れをしてしまう。初恋に心奪われる川合と、それに色めき立つ藤。めんどくさいと感じながらも巻き込まれる源と山田。署内の救助講習に来た武田に指導してもらうにも恥じらう川合に対して、目の前で見ている面々が漏らす「心の声」に、SNS上の視聴者は「心の声なんでこんなにおもしろいの」「新人後輩の恋を応援したりフォローしたり素敵すぎる」と大ウケしていた。

 そんな恋愛をネタにした同僚同士の絡みのほかにも、藤が飲みの場で川合の肩をぐっと抱き寄せ、視聴者から「百合(女性同士の恋愛)では?」とささやかれるほど“密”なシーンも。おなじみの面々がじゃれ合うテンポの良さを前面に出したストーリーは、2週分という厳しい撮影中断期間を経て『ハコヅメ』が「帰ってきた!」と強く印象づけるものとなった。

 一方でさんざん引っ張っている藤の隠された過去だが、第5話を終えてもいまだ明かされないままだ。残りの話数を考えると、おそらくそこがドラマのフィナーレを飾るのだろうという予想が立ってくる。最終話になると予想されるエピソードは原作漫画の12巻に収録されている。

 ネット上では、待望の第5話で『ハコヅメ』のおもしろさを再確認したのか、早くも続編を望む声が聞こえてくる。原作は最新刊が17巻で、続きも漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載中だ。ドラマが描くであろう最終話のエピソードの後も物語は続いているため、このまま視聴率が好調なら、続編も大いに期待できそうだ。2022年にはアニメ化も決まっており勢いが加速するばかりの『ハコヅメ』。社会現象とまではいかないが、今後ますます注目度が高まっていくドラマかもしれない。

■番組情報
水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』
日本テレビ系毎週水曜22時~
出演:戸田恵梨香、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬、平山祐介、千原せいじ、渕野右登、ムロツヨシ ほか
主題歌:milet「Ordinary days」(Sony Music Labels)
音楽:井筒昭雄
脚本:根本ノンジ
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:藤森真実、田上リサ(AX-ON)
協力プロデューサー:大平太
演出:南雲聖一、丸谷俊平、伊藤彰記
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hakozume/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/08/25 12:00
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