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「打倒、ドクターX」を合言葉に…水谷豊との“神コラボ”案が浮上した意外な“相棒”とは?

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水谷豊(GettyImagesより)

 10月から各局の秋ドラマがスタートし、テレビ朝日では13日と14日より、「BIG3」と呼ばれる『相棒Season20』『ドクターX ~外科医・大門未知子~』『科捜研の女 Season21』が始まった。

 視聴率では目下、10年連続3冠王(個人視聴率)を達成した日本テレビをテレビ朝日が猛追している。

「10月第1週の世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、テレ朝はプライムに加え、全日、ゴールデンでも1位となり3冠を獲得しています。BIG3がまだ始まっていない段階でこれですから、この先はしばらく王者日テレを圧倒していくでしょうね」(テレビ誌ライター)

 先陣を切ったのは、今年で21周年を迎え、今回がシリーズ第20弾となる『相棒』。13日に初回拡大スペシャルが放送され、番組平均視聴率は世帯15.2%、個人8.4%を記録した。

「前シリーズに続いて反町隆史が出演し、主演の水谷豊とのコンビは7年目に突入しました。現在69歳の水谷ですが、来年に予定されている劇場版の撮影が一つの区切りとなる。水谷とはすでに内々で今後についての話し合いが持たれているようですが、水谷はシリーズ継続の条件として、反町の“永久相棒”を要求しているといいます。

 今や水谷と反町は家族ぐるみの付き合いをしていて、それぞれの妻である伊藤蘭と松嶋菜々子は子育ての話で意気投合。水谷も反町の影響で釣りを始め、一緒に東京湾に繰り出すこともあるそう。水谷と親交の深い木梨憲武が反町にやきもちを焼くほど、公私ともに“相棒関係”が出来上がっています。これまで番組側は“ポスト反町”として仲間由紀恵や稲垣吾郎をリストアップしていましたが、完全に立ち消えになったようです」(テレビ関係者)

 そんな水谷には、別角度からの「相棒」も浮上しているという。

「14日には『科捜研の女』もスタート。現行の連ドラ最多シリーズ記録更新の21シーズン目に突入しました。こちらも初回の世帯平均視聴率が12.8%・個人7.2%と安定の高視聴率スタートを切りましたが、同日に拡大版で始まった米倉涼子主演の『ドクターⅩ』シーズン7は貫禄の世帯平均19.0%・個人11.2%となり、大きく差を付けられています。

 『相棒』と『科捜研の女』はどちらも東映が制作で、スタッフの交流もある。一方の『ドクターX』はザ・ワークスの制作。テレビ朝日としてはBIG3がいずれも好発進して万々歳なのですが、制作会社からすれば、東映は『ドクターX』に完敗している状況です。そのため『打倒、ドクターX』を合言葉に、『相棒』に京都府警の榊マリコ(沢口)を登場させ、『科捜研の女』に警視庁の杉下右京(水谷)と冠城亘(反町)を登場させるコラボ案が浮上しているようです。実現すれば神回確実ですから、視聴率が跳ね上がるのは間違いありません」(前出・テレビ関係者)

 視聴率三冠奪取を狙う“テレビ朝日の相棒”となるのは、どのドラマ?

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/10/22 21:24
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