元SMAP・森且行に芸能界復帰説が浮上のワケ　あの3人と合流の可能性!?

　先日、オートレース界に衝撃が走った。今月3日に行われた「川口ナイトレース」2日目の第5レース、6周目の第1コーナーにおいて他車との接触により黒岩明選手が落車。黒岩選手は市内の病院に救急搬送されたが、重症頭部外傷により同日夜に亡くなった。

「オートレース界の死亡事故はこれで96例目、落車による死去は今年10月30日の佐藤正人さんに続く事故になる。もともと危険な競技だが、短期間で大事故が相次いでしまった。公営競技の中でも人気が年々落ち込んでいるだけに、主催者側も人気回復にあれこれ策を練っているが、死亡事故が続いたのは大きなマイナスだろう」（公営競技担当記者）

　オートレースといえば、元SMAPの森且行選手が1996年に転身して以降、人気レーサーのひとりとして活躍。昨年11月には、オートレース界の最高峰の大会となる日本選手権で念願の初優勝を果たし、元SMAPのメンバーたちから続々と祝福のコメントが寄せられた。

　しかし今年1月、福岡・飯塚市で行われたG1レースでは、他の選手と接触し落車。福岡県内の病院に救急搬送され、検査の結果、骨盤骨折の大けがであることが判明した。

　それから8カ月後、9月28日・29日放送のTBS系の情報番組『あさチャン！』で事故後初めてのインタビューに応じ、事故・手術の影響で両足に麻痺が残っていることを告白。現在は、復帰に向けて懸命なリハビリを行っていることを明かしていた。

「今年11月には長野県・SBC信越放送のラジオ番組に実兄とともに出演。デビュー時からSMAPの大ファンだったという番組の女性アナウンサーからのラブコールに応える形での出演だったようです。芸能界引退後初のラジオスタジオ出演だったが、相変わらずのトーク力だった」（芸能記者）

　オートレーサーとしての森のファンは、リハビリを終えてのレース復帰を心待ちにしているはずだが、どうやら復帰には暗雲が漂っているという。

「本人が思うような経過で回復していないようだ。それもそのはずで、運動神経が良すぎるあまり、ほかの選手はできないような攻めた走りをするので、これまで何度も事故による負傷を重ねている。さすがに今回の事故には参ったようで、周囲には『走るのが怖くなった』と漏らしているとか。一度、恐怖心を抱いてしまったらレースに復帰するのは難しいだろうし、そんなタイミングでの今回の相次ぐ死亡事故。森選手はさらに恐怖心を募らせてしまったのでは」（前出の公営競技担当記者）

　しかし、このままオートレーサーを引退しても、すでに“受け皿”は整っているという。

「今でも森は『新しい地図』の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾とは親交があり、ABEMAの3人のレギュラー番組には2回生出演を果たしている。いざ芸能界に復帰するとなれば、3人の事務所に入ることになるだろう。復帰後、しばらくは話題性があるのでメディア露出も増えるはず」（テレビ局関係者）

　11月のラジオ出演は芸能界復帰への布石だったのかもしれない。

大山ユースケ（ライター）

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ