日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > キンプリよりもなにわ男子のほうが推されてる?

キンプリよりもなにわ男子のほうが推されてる? 出演CMで浮かび上がる力の入れ方

キンプリよりもなにわ男子のほうが推されてる? 出演CMで浮かび上がる力の入れ方の画像1
J Storm公式サイトより

 2021年10月にデビューしたジャニーズ事務所の新ユニット「なにわ男子」。紅白には間に合わなかったものの、デビューシングル「初恋LOVE」が初週売上70万枚を超え、配信チャンネルでも軒並み上位を獲得するなどして席巻している。音楽番組やバラエティ番組で日々目にする機会が多くなった彼らだが、今回は出演中のテレビCMについて考察をおこないたい。

 まずは森永製菓のハイチュウ。「ハイチュウ、ドウゾ」というオリジナルソングを歌うなにわ男子。老若男女から歓声を浴びながら、曲通りにハイチュウを勧めるというシンプルな構成だ。

「ハイチュウは、長らく関ジャニ∞がCMをキャラクターをつとめてきました。現在も同じ森永製菓の『チョコモナカジャンボ』は出演中ですが、ハイチュウにおいては後進に譲ったかたちになっています。関ジャニ∞よりも前は、堂本剛がCMキャラクターをつとめるなど、長きに渡ってジャニーズの独擅場である本商品の後継者に彼らが選ばれたというのは、メーカーの強い期待が伺えます」(CMディレクター)

 なにわ男子のライバルと目されるKing & Princeも同じく菓子メーカー、UHA味覚糖の「ぷっちょ」のCMに出演中だが、そこには大きな違いがあるという。

「UHA味覚糖のCMは、よくも悪くも話題先行型の起用が多い。かつては同じ『ぷっちょ』のCMでAKB48の“口移しCM”が炎上しましたが、そうした話題作りも厭わないところがあります。大阪に本社があり、二代目社長がワンマンで営んでいる会社なので、とにかく“おもろい”が優先されるんです」(広告代理店関係者)

 今後は、キンプリのCMもハード路線に転換していくのだろうか。

 続いて考察するのは、SoftbankのCMだ。スマホユーザーの女性のもとにあらわれる道枝駿佑。彼に連れられて女性が訪れた先はなにわ男子のライブ会場。ファンならずとも胸キュンする構成だ。彼らは単なるCMキャラクターとしてだけではなく、5GLABというSoftbank内でのコンテンツの配信もおこなっている。

「デビュー(に相当する)曲のリリースと同時に、Softbankのメインキャラクターとして大プッシュされるのは、NiziU以来です。近年は毎年のようにジャニーズ事務所から新グループがデビューしていますが、CMキャラクター以上の予算が動いていることは間違いない。また、NiziUがレコード会社のソニーグループの営業力を生かしたとされているのに対し、なにわ男子はジャニーズ事務所内のレーベルにも関わらず、ここまで推されているというのも注目すべき点でしょう」(前出・CMディレクター)

 最後に紹介するのは、ローソン。こちらも「初恋LOVE」がタイアップ曲に使用されており、彼らの「デビューキャンペーン」と称してグッズの応募を募るなど、推され具合がハンパではない。

「ローソンといえば、近年は乃木坂46等の坂道グループとのタイアップキャンペーンが続いていましたが、ここにきてなにわ男子を起用。アイドルファン層の“貢献力”による売上アップを目論んでいるのでしょう。また、ローソンのCMにはかつて嵐の大野智が起用されていたということもあり、ことテレビCMに関してなにわ男子はジャニーズの王道を歩んでいるといっても過言ではないでしょう」(前出・広告代理店関係者)

 なにわ男子の今後は前途洋々のようだ。

加藤マサキヨ(CMディレクター)

1988年生まれ。広告、IT業界に精通。週末はアイドル鑑賞で目を労り、サウナで汗を流す。

かとうまさきよ

最終更新:2021/12/18 13:00
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed