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『鉄腕DASH』『24時間テレビ』元TOKIO山口達也を復活させる目論見も?

『鉄腕DASH』『24時間テレビ』元TOKIO山口達也を復活させる目論見も?の画像1
TOKIO時代の山口達也(Getty Images)

 2021年の個人視聴率も、11年連続の3冠を達成して絶好調の日本テレビ。テレビ朝日の猛追がありながらも、2022年もこのまま好調を維持しそうだという。

「日テレはニュースや情報番組の視聴習慣を長年に渡って作り上げたので、視聴率が大きく下がることがありません。昨年は、大みそかの恒例番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』が放送できず、年末の視聴率を大幅に落とすトラブルがありましたが、今年も年始から好調を維持しています。ただ、テレビ朝日が20時から23時のプライム帯で年間視聴率トップになるなど、油断はできない状況です。そのために日テレは、『今夜くらべてみました』の打ち切りや、ゴールデン・プライム帯の番組のテコ入れを行うつもりです」(民放関係者)

 特に、これまで人気だったバラエティ番組にメスが入るという。

「日曜20時の『世界の果てまでイッテQ!』が、海外ロケができなくなった影響もあり視聴率を落としています。年始に放送された正月特番は視聴率が2ケタに届かず厳しい結果に。通常放送も、同時間帯のテレ朝系『ポツンと一軒家』に勝てない週も多く、テコ入れの必要が囁かれています。また、『イッテQ』の低迷とあわせて、前番組の日曜19時『ザ!鉄腕!DASH!!』も、人気に陰りが出はじめている。日テレの視聴率3冠を支えていた日曜のバラエティ番組の調子が悪いため、日テレは何よりも最優先事項として、日曜ゴールデンの復権を目指しています」(民放関係者)

『鉄腕DASH』も、視聴率を持ち直すために何らかの策が必要といわれている。

「『鉄腕DASH』に関しては、もともと国内ロケがほとんどなので新型コロナの影響もそこまで深刻ではなく、『イッテQ』に比べれば自由に撮影ができています。しかし、長瀬智也が芸能界を引退したことでTOKIOが3人となり、マンネリ化してきているのも事実。日曜ゴールデンの入口となる番組としてテコ入れは必須で、今後はSnow ManやSixTONES、なにわ男子などジャニーズの若い人気グループからゲストを招いていくそうです」(民放関係者)

 ただし、ゲスト出演だけでは一時的な救済措置にしかならない。そこで日テレは、ある“禁断の作戦”を考えているとか。

「今年の『24時間テレビ』のパーソナリティに、TOKIOを推す声が高まっているんです。そこで、山口達也を復帰させようという案があるそうです。山口は過去に問題を起こしたとはいえ、ファンからも復帰を望む声は大きい。『24時間テレビ』ならスポンサーも毎年ほとんど変わらないので説明がしやすいですし、何よりも目玉企画になる」(民放関係者)

 ただ、このコンプライアンスも厳しい時代に、バッシングを覚悟で山口の復帰を手助けするメリットが日テレにあるのだろうか?

「日テレは、山口の復帰と同時に、裏方に回った長瀬も引っ張り出そうとしているようです。芸能界を引退した長瀬は表の活動をしない予定ですが、映像制作やクリエイティブな部分でTOKIOのメンバーと協業していくとか。長瀬は山口を慕っており、『24時間テレビ』では山口と“裏方”の長瀬がコラボする形で復帰をバックアップする可能性があります。『鉄腕DASH』もその流れで、山口復活の場として番組を盛り上げて、視聴率につなげるつもりのようです」(民放関係者)

『鉄腕DASH』で大活躍する山口の姿を、もう一度見られる日は来るのだろうか。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/04/16 08:17
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