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草刈民代がまたも毒親に…『ムチャブリ!』の母親に「息苦しくなった」視聴者続出

文=東海林かな(しょうじ・かな)

草刈民代がまたも毒親に…『ムチャブリ!』の母親に「息苦しくなった」視聴者続出の画像
ドラマ公式サイトより

 2月16日に放送された日本テレビ系水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』の第6話にヒロイン・高梨雛子(高畑充希)の母親が登場したが、その毒親ぶりが話題となっている。

 イチ会社員からある日突然、フレンチレストランを経営する子会社の社長に大抜擢された雛子。第6話では、系列店5店舗同時オープンの準備に向けて忙しい日々を送っていた雛子のもとに母親の令子(草刈民代)が突然現れ、しばらく滞在すると言い出し、雛子は大慌て。なぜなら、ズボラな雛子に反し、母の令子はなんでもきっちり計画通りに進めないと気が済まないという正反対の性格なのだ。

 雛子は昔、この厳格な母親から離れて1人暮らしをするために適当に書いた人生計画表を提出して説得したというが、令子はここに書かれた「30歳で結婚」の約束が守られていないことを責めるばかりでなく、朝5時に起床し、掃除に洗濯、お昼用のお弁当作りなど、すべてを計画通りに暮らしなさいと厳しく指導。仕事上のトラブルで帰りが遅くなり、さらに家でも仕事をする雛子に「メリハリをつけて効率よく仕事しなさいよ。計画性がないから家に仕事を持ち帰ることになるんだよ」「もっと計画的に生活しなさい」とも迫る。たまりかねて雛子が「もうほっといてよ」と言うと、令子は「あなたのためを思って言ってんの! こんな生活しているから30歳で結婚っていう約束も守れないの」とダメ押し。ついに雛子も「お母さんに関係ないでしょ。そうやって私の人生縛るのやめてよ」と親子喧嘩になってしまう。

 こうしたやりとりや、娘の職場にまで押しかける令子の姿に、「ストーリーがどうとかより立派な毒親過ぎて息苦しくなった」「リアルに嫌な母すぎてイライラする」「普通に毒親すぎて笑えない」など激しい拒否反応を示す視聴者が続出。なかには「お母さんから言われること聞き覚えありすぎて耳が痛い」「自分の決めた型からはみ出しを許さない母とうんざりな娘……若かりし頃を思い出してしまった」と、自身の親子関係に重ねて複雑な思いを抱える人も。母は娘のためと思ってついつい口を出してしまい、しかし娘は重荷に感じて追い詰められる……程度の差こそあれ、同じような経験をしたという人も多いのだろう。

 我が子のためを思い、ついついうるさく口出ししてしまうのが親というもの。そんな“親子あるある”と、毒親の境界線はどこにあるのだろうか。過干渉すぎていないか、価値観を押し付けてしまっていないか、考えさせられた親世代もいるかもしれない。時代が変われば価値観も変わる。親と子の価値観が違うのも当然と言えば当然なのだ。

 また、草刈の毒親ぶりに既視感も覚えたという人も多いのではないだろうか。というのも、草刈は2020年の『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)でも主人公の母親・美登里を演じていたが、やはり視聴者から「毒親っぽい」と話題になったのだ。こちらも子どものためと信じ、悪気なく自分の価値観を押し付けプレッシャーをかけてしまう母親だったが、『ムチャブリ!』の令子も『ナギサさん』の美登里も、草刈は「子を思うあまり」というギリギリのラインを見事に表現し、その母親像に圧倒的な説得力を生み出している。

 雛子も言いたいことはしっかり母親に言えて、最後には仲直りすることもできたので、深刻な親子関係のトラブルには至らず、ホッとした第6話だった。無計画な雛子だからできることがあるという雛子の上司・浅海(松田翔太)の言葉も後押しし、令子自身も最後には「行き当たりばったりの人生も悪くなさそうじゃない」と考え方を改め、雛子の生き方を認められるようになっていたから、毒親ぶりも今後は和らいでいくかもしれない。『ムチャブリ!』は仕事や恋愛を通し雛子が成長していく“お仕事成長ドラマ”だが、残りの数話で令子の再登場があるかは分からないものの、娘の成長とともに母親も成長する姿が見られるといいと思う。

 

■番組情報
水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
日本テレビ系毎週水曜22時~
出演:高畑充希、志尊淳、松田翔太、夏帆、優香、笠松将、山田真歩、坪倉由幸ほか
音楽:河野伸
主題歌:ENHYPEN「Always」(ユニバーサルミュージック)
脚本:渡邉真子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:鈴木亜希乃、柳内久仁子(AX-ON)
演出:猪股隆一、狩山俊輔
制作協力:AX-ON
製作・著作:日本テレビ
公式サイト:ntv.co.jp/muchaburi

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2022/02/23 12:00

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