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『ファイトソング』バカップルな“ファミレスキス”シーンを成立させた功労者・アキラ100%

文=東海林かな(しょうじ・かな)

『ファイトソング』バカップルな“ファミレスキス”シーンを成立させた功労者・アキラ100%の画像
ドラマ公式サイトより

 TBS系火曜ドラマ『ファイトソング』の第8話が3月1日に放送された。そのなかで、清原果那演じる主人公・木皿花枝と、間宮祥太朗演じる芦田春樹が、ファミレスの店内で突然キスをするシーンが話題を呼んでいる。花枝のセリフにも「バカップルだ!」とあったが、この展開に、あ然とした視聴者も多かったようだ。

 花枝は手術までの“思い出作り”のため、「人の心がわからない」ミュージシャンの芦田は心を理解していい曲を作るために、期間を限定して交際することになった。その“恋の取り組み”の終わりが近づくなか、芦田は花枝に「会いたい」と告げ、夜のファミレスで会うことに。テーブルで向き合い、“恋”の終わりについて名残惜しそうに話す2人。そこで花枝は、かつてファミレスで見たカップルの話をする。大学時代に空手部のトレーニングでファミレスの前を通りがかった時、キスをしているカップルを見かけたという花枝は、当時は「うわ、最低」「なんでそんなとこでしてんだよ、バカップルかよ」と思ったと振り返りながら、「でも今はちょっとだけわかる」と芦田に言う。

 すると、芦田は「していいかな? キス」と問いかけ、花枝は黙ってうなずく。そして芦田は「します」と言って花枝に口づけるのだった。ちなみに、ファミレスで会ってから、ものの2分での出来事である。さらに、キスの最中に誤って呼び出しボタンを押してしまい、店員が注文を取りに来るも、一向に気付かない。ファミレスにいながら「2人だけの夢の世界」に浸るシーンに、SNS上では「バカップル最高~~~ 注文聞きに来た店員さんも最高~~~」と盛り上がる視聴者もいれば、「そこでキスはない~!! 絶対ない。ホントない。バカップルとかの問題じゃない」と理解が及ばない人もいたようだ。

 ドラマとはいえ、一歩間違えればはた迷惑なカップルによる“ドン引きシーン”になりかねない場面だったが、それをなんとか中和させた功労者がいた。それが、注文を取りにきた店員役のアキラ100%だ。キスをする2人を前に気まずそうに立ち、我に返ってどぎまぎする花枝と春樹にそっと注文をうながし、「ごゆ、ごゆ、ごゆっくりどうぞ~」と動揺を隠しきれない様子で立ち去る。アキラ100%といえばお笑い芸人として知られているが、過去に椎名桔平の付き人をしていたエピソードからもわかるように元々は役者志望であり、本名の大橋彰名義で俳優としても活躍。昨年は初主演映画『達人 THE MASTER』も公開されている。件のキスシーンでも、リアルな店員感を出しつつ、クスっと笑えるコメディタッチのシーンに着地させたのは、さすがとしか言いようがない。

 終盤を迎えるなか、視聴者の予想のひとつ上をいく『ファイトソング』。今後、どのような名シーンと迷シーンが飛び出すのか、恋の結末とともに楽しみである。

■番組情報
火曜ドラマ『ファイトソング』
TBS系毎週火曜22時00分~
出演:清原果耶、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、若林時英、窪塚愛流、莉子、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ ほか
主題歌:Perfume「Flow」(UNIVERSAL MUSIC)
音楽:大間々昂
脚本:岡田惠和
プロデューサー:武田梓、岩崎愛奈
演出:岡本伸吾、石井康晴、村尾嘉昭
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/fight_song_tbs2022

東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2022/03/08 12:00

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